2012年01月31日

グンゼの新ブランド「Mirica」〜脚元のオシャレも原点回帰

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こんにちは。顧客視点アドバイザーの神原サリーです。

明日、2月1日にグンゼからレッグウェアの新ブランド「Mirica(ミリカ)」がデビューします。先週、そのお披露目となる記者発表会に行ってきました。ミリカのターゲットはズバリ、学生や20代前半のヤング層。彼女たちにパンストの魅力を知ってもらおうと立ち上がったブランドです。

ここ数年、女性たちの脚元はレギンスやトレンカ、厚手のタイツが主流。こうしたレッグウェアか、さもなければ、生足にブーツなどパンストユーザーが激減していました。

ところが、昨年あたりから、ミニスカートやショートパンツなどのミニボトム、フェミニンなワンピースに合わせてプレーンなパンストを履く現象が起き始めているのですね。

ただし、彼女たちはパンストという呼び方を知らず、『薄くて透明なタイツ』などと表現しているのだとか。

生足でなく、こうした『薄くて透明なタイツ』を履くようになった理由 は、履いたほうが脚がきれいに見えるから。

そんな流れを受けて登場したのが、この「ミリカ」。履いたほうがきれい…ということをグンゼでは「コスメのように脚元メイク」とし、コスメやネイルのように気分に合わせて選ぶ新しいレッグウェアの価値観を提案したいとしています。

ここで思うのは、昨年から家電製品にも見られる『原点回帰』という風潮。パンストが世の中に広まった理由は、まるで素足のようでいながら、脚をきれいに見せてくれるから。それが、だんだん会社の制服やスーツのときに履く、堅苦しくてダサいもの…みたいなイメージに変わってきてしまったのですよね。

タイツやレギンスしか知らず、ミニスカートには生足だった彼女たちが、脚を引き締めてみせたり、ファンデーションをつけたように薄くベールをかぶせ、キラキラと輝いて見えるストッキングのオシャレに目覚めたのは、まさに『原点回帰』と言っていいのではないでしょうか。

takei_emi.JPG今回、イメージキャラクターには武井咲さんを起用し、自然体の美しさとターゲットである女性たちとの同世代感を印象づけています。


これまでグンゼのレッグウェアのブランドといえば、神田うのちゃんオンリーという感じでしたが、ミリカで刷新し、新たな顧客を発掘していくのではと期待されます。


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おしゃれは脚元から…とはよく言われること。

この春から若い女性たちの伸びやかで美しい脚が、街をかっ歩するのではと楽しみです。

【顧客視点アドバイザーとして思うことの最新記事】

2012年01月28日

品川駅構内のトイレで見かけた張り紙のこと。

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こんにちは。顧客視点アドバイザーの神原サリーです。

一昨日、品川駅構内のトイレを利用した際に、個室内に貼ってあった「禁煙」の注意書きがとても心に残ってすぐにツイッターに写真入りで投稿したところ、過去最高のリツイート(私のつぶやきをみんなに知らせること)&お気に入りに入れてくださって、あまりの反響にびっくりしました。

上の画像をクリックすると少し大きくなるので気になった方はよく見ていただけるとうれしいのですが、「トイレ内では禁煙です」というだけではなくて、品川駅構内で喫煙可能なカフェなどのお店を知らせているのです。

ツイッターでの反響の中には「集客も兼ねているのですね」という声もありましたが、私自身は集客云々よりも最近排除されてしまいがちな喫煙者へ温かい配慮が感じられたところがよかったなあと思っています。

単に禁止するのではなく、「ここならOKですので、利用されてはいかがですか?」という提案。

こういう姿勢、タバコ関連だけじゃなくて、他にも応用できることなのではないかなと思うのですが、いかがでしょう。





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2012年01月22日

“ホテル”でお試し♪

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こんにちは。顧客視点アドバイザーの神原サリーです。

最近は新幹線を使うにしても飛行機を使うにしても、国内出張の場合はたとえ九州であっても日帰りということがほとんどになってしまいましたが、翌日のスケジュールが許すならば、できればその土地のおいしいごはんやお酒を楽しんでゆっくりしたいもの。

昨年、某所へ出張の際に宿泊したホテルは、比較的新しいこともあってか、随所におもしろい試みがされていて心に残りました。たとえば、ソファの上にはマッサージクッションが置かれ、「どうぞ旅の疲れをとるのにお役立てください」というメッセージが。“ルルド”といえば、マッサージクッションのことを思い浮かべる人も多いくらいの人気商品。私はすでに家で愛用している品ではありましたが、大感激して使わせていただきました。

「何だか気になっているものだけれど、買う勇気がない。本当にいいものなの?」と思っている人にとって、店頭などのオープンな空間でないところでじっくり使ってみることが出来る“ホテル”という空間はまさに最適の場所。こうした地道な取り組みが、今回の爆発的なヒットにつながったのではないかと納得したのでした。

よく加湿器が置いてあったり、フロントに言うと持ってきてくれたりもしますが、そうした必需品とは違うもので「でも、あったらうれしく、試せたらうれしいもの」というのがポイントですよね。

そのほか、いわゆる必需品に入るかもしれませんが、クローゼットの中には衣類の消臭・除菌効果のある「リセッシュ」がホルダーに吊るしてあって、これも心憎いサービスだなと思いました。1日中、着ていたジャケットなどは汗のニオイが気になるもの。食事をした場所によっては焼き物や揚げ物のニオイが染みついてしまうこともあります。

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しかも出先の場合、着替えの枚数も少ないですし、ジャケットなどが明日また着なくてはならないことも多いから、こうした除菌・消臭スプレーが置いてあったら本当に助かります。

そうそう、わが家で愛用している衣類のしわとり用の「ハンドスチーマー」なども、ホテルに置いてあったら大活躍しそうです。まだまだ“ホテルでお試し”したら喜ばれそうなもの(=しかも購入に結びつきそうなもの)、たくさんありそうですね。

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2012年01月19日

美人の入口、こちらです。

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こんにちは。顧客視点アドバイザーの神原サリーです。

昨日、久しぶりに記事にした「ペットボトルの白湯」については、いろいろな方から反響があり、うれしく思いました。「それは難しいだろう。売れないだろう」という意見あり、「待ってました!」という意見あり。一度、世の中に登場し、その時には売れ行きが芳しくなかったものでも、時期を見て違うアプローチで再び世に出すことで日の目を浴びることもあります。それに、これからはマスではなく、ニッチなニーズに応えていくほうが確実なのではないでしょうか。

さて、今日は昨日「Salllyの家電研究室」のほうでも話題にした活動量計のこと。活動量計というのは、まだまだ歴史の浅いもので、タニタが2009年に一般向けの手軽なものを出してから、パナソニックやタニタ、テルモなども参入して市場が広がってきています。先陣を切ったタニタでは昨年の夏に「カロリズムレディ」という女性向けの製品を出し、「モバビュー(モバイルビューティー)の1つ」として位置付けているなど、ダイエットを目指す女性にターゲットをしぼったものにも人気が出始めました。

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そんななか、昨年11月にオムロンから発売されたのが「カロリスキャンHJA-310」という女性向けの活動量計です。ごらんのとおりのパッケージでまるでチョコレートやキャンディでも入っているようなデザイン。価格も活動量計の中では3000円程度と安価に設定し、初期設定や操作ボタンなど初心者でも使いやすいようにという配慮が行き届いています。

他社製品とは縦方向の画面設定など本体そのものも魅力的ではあるのですが、私の心をとらえたのは同梱されていた小さなシート。冒頭の画像のように、パッケージ内に収まるように蛇腹に折り畳まれて入っていたのですが、そこには「omron式美人始まります」とあります。

何だろうと広げてみるとそこにはこんなメッセージが書かれていました。

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知ることから、美人になる。

まずカラダの構造を知る。
そして体の状況を、測って、知る。
知れば安心。何をどうすればよいか、わかりますもの。

たとえば、CaloriScanを使うあなたの場合、
スタート前に理想体重を知りましょう。

標準体重=身長(m)×身長(m)×22
BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)

今のあなた [  ]kg BMI[  ]
目標のあなた[  ]kg BMI[  ]

美人の入り口、こちらです。
http://www.healthcare.omron.co.jp/bijin/

それではみなさま、
美も健康もちょうどよく。



まずは自分の現在の体の状態について「知る」ことから始め、上手に活動量計を使って理想体重を目指しながら“美人”になることを促しています。

単に「オムロンの健康情報サイトはこちらです」とするだけでは丸めて捨てられてしまうかもしれないメッセージ。それを「美人の入り口、こちらです。」として上手にサイトに誘導しています。

オムロン式美人はじまります

今現在は、このサイトは少しずつ内容を充実させていっている段階のようですが、親しみやすくわかりやすい表現で若い女性にも更年期を迎える時期の女性にも単にやせることだけでない「健康」について情報発信をしています。

聞けば、この女性向け活動量計は、オムロン初の女性チームが商品企画・開発に携わったのだとか。女性が途中で挫折しないで楽しくダイエットを続けていけるようにと細部まで考えられた「カロリスキャンHJA-310」。次なる製品はもちろんのこと、今後のさらなるサイトの充実に期待がかかります。






2012年01月18日

ペットボトルの白湯があったなら。

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白湯毒だし健康法 (PHP文庫)

こちらのブログは本当にご無沙汰してしまいました。顧客視点アドバイザーの神原サリーです。

昨年の1月から「白湯を飲むこと」を習慣づけるようになって早1年になります。朝起きて水を飲むという人もいますが、私はお湯を沸かしてそれをゆっくりと飲むことから始めます。一時、ミネラルウォーターを飲んでいたこともありましたが、冷たい水は何だか胃も腸もびっくりするようであまり心地よい感じがしません。かといって、朝のすきっ腹にコーヒーというのも(本当はコーヒー好きですが)、刺激が強いように思うようになり、何かよい飲み物はないかと思ったいた時に出合ったのが「白湯毒だし健康法 」という本だったのです。

誰かに無理強いするつもりはありませんが、白湯を飲むことで腸の中がきれいになるということですし、体調によって白湯の味が変わって感じられるので、自分の健康状態のバロメーターにもなるなと思って続けています。

で、この白湯ですが、朝だけではなくてちょっと疲れたときの飲み物にもぴったりなんですよね。自宅やオフィスならお湯を沸かせばすむことですが、コンビニや自動販売機でも買えるように「ペットボトルの白湯」(ホットミネラルウォーター)があればいいのになと思うのです。

それで調べてみたところ、2007年の秋に伊藤園から「あたたかい天然水」というものが発売されていたのですね。

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当時のニュースリリースにはこんなふうに書かれています。

秋冬期の寒さ対策や、サプリメントや薬を飲む際など、さまざまなシーンで多岐にわたる用途が期待できる「あたたかい天然水」を10月1日から発売する。ミネラルなどの調整を一切していない、自然のままのナチュラルミネラルウォーターで、銘水として名高い長野県安曇野で採水した天然水を使用。「あたたかい天然水」は、ミネラルウォーター市場に投入する、新しい価値を付加したホット対応ペットボトル飲料(ホットペット飲料)となる。

ミネラルウォーター市場は、ここ10年間で3倍近くにまで拡大し、清涼飲料市場の中でも際立った成長カテゴリーだ。季節を問わず、水分補給や薬の服用、ミネラル補給など、さまざまなシチュエーションや目的に合わせて利用する習慣が定着してきていると指摘する。

新商品の「あたたかい天然水」は、クセがなく、ミネラル成分がバランス良く含まれている銘水として人気の高い、長野県安曇野市で採水された軟水を使用したホットペット飲料。硬度21mg/Lの軟水は、温めてもミネラル分が浮遊することなく、おいしく飲用できるという。自動販売機やコンビニエンスストアのみならず、サプリメントや薬などと連動した売り場づくりが可能なドラックストアなど、多岐にわたる販売展開が期待できる。

※詳細はこちら
「あたたかい天然水」10月1日(月)より販売開始 | ニュースリリース一覧 | 伊藤園

サプリメントや薬などと連動した売り場づくりが可能なドラッグストアなどでの販売。まさにそのとおり!薬を飲みたいと思ったときに、冷たい水ではいやだなと思うことってありますものね。ところが、この「あたたかい天然水」、すでに2011年1月の時点で発売はされておらず、早々と販売打ち切りになったようなのです。

なんて残念! 時期尚早だったのか、販売店側で「売れるわけがない」と仕入れるところが少なかったのか、そのあたりの事情はわかりませんが、需要はけっこうあると思うのですけれどね。

白湯を飲む習慣を持っている人はけっこう多いようで、ツイッターなどでも「白湯をgkgk(ごくごく)」などいうつぶやきを見かけることがよくありますし、白湯健康法のほかにも白湯ダイエットなどいうのもあるようです。

伊藤園さん、「あたったかい天然水」の復活は無理なのでしょうか? それともどちらかの飲料メーカーさんで手掛けてくださるところはありませんか?





2011年05月07日

【お知らせ】明日5/8(日)朝のNHK「サキどり」に出演します

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こんにちは。顧客視点アドバイザーの神原サリーです。

直前のお知らせになってしまいましたが、明日の朝8時25分〜NHK総合テレビで放送の「サキどり」に出演します。
この番組のコンセプトをHPから抜粋してみると…


 

身近なヒット商品や新しいサービスのトレンドに
ちょっと目をこらすと、
これからの新しい時代の価値観が見えてきます。

どんな人たちが、どんな使い方を?
ブレイクした発端は?
仕掛け人が目指したものは?

流行りものにはワケがあるはず。
その秘密や時代の気分を、探り出したい。
くらしに役立つ生活情報や、
ビジネスのヒントも満載!
様々な流行の現場に駆けつけ、
変化の芽を“サキどり”します。

今年の4月10日から始まったばかりの新しい形の経済報道番組ですが、実は4月3日に第1回が放送される予定で、そこに出演するはずでした。ところがすでに収録の準備が始まっている中で大震災が起こってしまい、「家電」を番組で扱うのは時期尚早との判断がなされ、明日の5月8日に延期になったという事情があります。


明日の番組のテーマは「家電“脱・多機能”へ」というもの。その中で、生活者の目線で家電メーカーへのアドバイスをしたり、踏み込んだ取材をして、消費者の家電選びに役立つ情報発信をしたりしている「家電コンシェルジュ(顧客視点アドバイザー)」として、常日頃の仕事の様子や自宅で新製品のサンプルをお借りして使ってみている様子などが紹介されます。


私は銀座に事務所も持っていますし、起業して仕事をしているので、自宅での撮影は避けたかったのですが、生活者視点でのアドバイス…という点を視聴者の皆さんにより強調してわかっていただくために…との制作サイドの意向が強かったので少しでも伝わるものがあればとお受けしました。


スタジオでの収録は5/4に行われましたが、司会のジョン・カビラさんや小林アナウンサー、ゲストの松重豊さん(俳優)、藤沢久美さんと楽しくお話をさせていただきました。



明日の朝、お時間のある方は、家電メーカーの新たな取り組みの様子など、ぜひご覧いただければと思います。

 

2011年05月03日

マーケティング情報誌「月刊アイ・エム・プレス」に執筆開始!

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こんにちは。顧客視点アドバイザーの神原サリーです。

なんと5ヶ月もこちらのブログの更新ができていなくて、お恥ずかしい。2011年の幕開けとともに、毎月のようにテレビやラジオの仕事が入り、多忙をきわめていたら、3月11日の大震災。本当に目まぐるしく情勢が変わる日々でした。

そんな中、刊行以来、180号の発行を続ける老舗のマーケティング情報誌「月刊アイ・エム・プレス」の『Theふぉーかす』というコーナーに、4/25発行の2011年5月号より執筆を開始しています。月刊「アイ・エム・プレス」は、“顧客づくり=顧客の開発と維持”を支援することをモットーに、インターネット時代の顧客づくりを活性化すべく、企業に情報を届けている専門誌です。

私が担当しているのは、専門的なことというよりは、現在のトレンドなどを端的にとらえて発信するコーナー『Theふぉーかす』。このコーナーでは、金融、メーカー、小売、サービスの4つの分野を毎号取り上げていますが、主に私は「メーカー」を担当する予定です。

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5月号では、「“高機能でも使いやすく”消費者ニーズに合わせた家電」と題して、私の専門分野ともいえる家電メーカーの取り組みをレポートしています。ちなみに、次号では、繊維関連についての話題を取り上げています。

「メーカー」なので、あくまでもものづくりが基本ではありますが、今後はメーカーが取り組んでいる顧客とのコミュニケーションなど、より「アイ・エム・プレス」に則した話題を拾って執筆できるようにと考えています。

この「月刊アイ・エム・プレス」には、『ザッポスの奇跡』で知られる石塚しのぶ氏が『ソーシャル時代のカスタマー・リレーション』という連載記事を執筆されていますし、今号は緊急特集として「災害時の企業対応とコーズ・マーケティングの可能性」を取り上げており、読み応えたっぷり。

興味をもたれた方はぜひ、ご購読くださいませ。

★月刊「アイ・エム・プレス」 http://www.im-press.jp/


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2010年12月01日

「お掃除するのは、ルンバの仕事。〇〇するのは、あなたの仕事。」

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こんにちは。顧客視点アドバイザーの神原サリーです。

先週末くらいから、自動掃除機「ルンバ」の新しいCMが流れるようになりました。「天才!」とわが子を溺愛する両親の声と、思わず頬にさわりたくなるような可愛らしい赤ちゃん。その足元で、ルンバが黙々と掃除をしている様子が映し出されます。

そして…「お掃除するのは、ルンバの仕事。愛されるのは、あなたの仕事。」の文字。

これは「赤ちゃん篇」ですが、もう一つ「夫婦篇」もあって、かなりシビアな状況の様子。どうやら、夫の携帯電話を妻が見てしまったようで、「妹だよ妹」という夫の弁解に、「妹ならダーリンなんて呼ばないでしょ」と妻の冷たい言葉。そんな取り込み中の夫婦の足元では、先ほどの赤ちゃん篇同様にルンバが淡々と掃除をしているというシーンが流れるのです。

「お掃除するのは、ルンバの仕事。話し合うのはあなたの仕事。」


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どうやら、メインターゲットは30〜40代としているようで、子育てや仕事に忙しい人たちへの“時短家電”ということを、よりアピールしていこうというのが狙いなのですね。

これまで、主婦の嫌い(苦手)な家事といえば、1位:アイロン掛け、2位:掃除などと言われていました。どんなに便利で高機能な家電があったとしても、最終的には人間の手を借りて行わないとならない家事で、洗濯や炊飯のように“家電にまかせっきり”ということができないからというわけです。それを覆したのが、この自動掃除機「ルンバ」といえるでしょう。

今回のCMでも、掃除はルンバにまかせることで家事の時間を短縮し、その分、思いっきり子どもを可愛がったり、時には夫婦で話し合いをしたりと有効に使えますよと伝えています。ルンバの掃除機としての実力が認められ、普及率も高まってきたからこその、いわば第2段階ともいえるステップにきたのだとあらためて知らされた思いがします。

ルンバが2002年に日本に初めて登場した際には、「ルンバって本当にきれいになるの?」「部屋の中を片付けなくてはいけないし、広い家じゃないと意味ないのでは?」「おもちゃみたい」など、マイナーなイメージもずいぶんあり、その価格の高さと相俟って“新し物好きの特別な人たちの掃除機”という位置づけでした。

そんな風評を覆すべく、日本での発売当初は「お掃除ロボット・ルンバ」という名称だったのを「自動掃除機ルンバ」に変更。おもちゃっぽいイメージから、きっちりと掃除をしてくれる実力派の掃除機ということを訴求するようにし、モニターキャンペーン等を繰り返してじわじわと口コミでその便利さが伝わるようにじっくりと時間をかけてきたことが、2010年の大ブレイクと、さらなる訴求につながったのでしょう。

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★ルンバを開発した米国アイロボット社のこと

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ここでもう一つ、ルンバを開発した米国「アイロボット社」のことについて、少しご紹介したいと思います。アイロボット社は、マサチューセッツ工科大学の研究者らによって設立された会社で、今年創立20周年を迎えました。それを記念して、今年10月には、同社のCEOであるコリン・アングル氏が来日、外国人記者クラブで会見を行っています。

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私も出席しましたが、ここでの話でとても興味深かったのが、日本人は「ロボットというと二足歩行のものを考え、かっこいいものを作りたいと考えてしまうが、ロボットとは人間が必要としている作業をしてくれるものであり、研究やデモンストレーションだけでなく、売れるものを作って商品化しなければ意味がない」というものでした。

この20年の間に失敗を重ねながらも14のロボットを作り、ビジネスモデルを構築してきたアイロボット社ですが、現在北米の200ドル以上のクリーナー市場のうち、10%のシェアをルンバが占めるまでに成長してきたとのこと。「イスにぶつかってひっくり返ってしまう」「コードに絡まってしまって困る」というような、課題を解決しながら、消費者の役に立つ知能を持ったものにバージョンアップしてきたことが多くの支持を集めたのだと力説していました。研究者やロボットオタク(←こんな言い方をしていました)のものではなく、実際に使えるロボットでなければならないのだと。

「ハード、センサー、ソフト」の3つが重要なキーワードだが、これからのロボットはソフトウェアの開発に重点が置かれるだろうとも。

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アイロボット社は、軍事用の多目的作業ロボット「パックロボット」を作っており、爆弾処理などでも活躍しています。こうした技術や人工知能が自動掃除機ルンバにも生かされているのは、周知の事実。部屋中をくまなく、しかもエネルギー効率のよい掃除の仕方で行うという実力の裏付けにもなっています。

10月の外国人記者クラブでの会見も、便利な自動掃除機として認知度がかなり高まったルンバを、今一度技術の側面から見てもらうことで性能の高さをアピールするものだったのではないでしょうか。

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最後に、再びCMの話に戻りますが、子育て世代や共働き家庭に照準を当てた“時短家電”という位置づけも大変興味がありますが、私個人としては、今後シニア層や介護をしている人のいる家庭にも広めてほしいと思っています。腰をかがめたり、重い掃除機を引っ張って掃除機をかけるのが辛いという人たちにとって、ボタンを押すだけで掃除をしてくれるのは本当にありがたいことのはず。介護に追われる人にとっても、掃除の手間をルンバが引き受けてくれたら、どんなに助かることでしょう。

でも、まずは30〜40代の人たちに積極的に使ってもらい、それを見た“親世代”に広まっていく…という流れのほうが自然なのかもしれませんね。

2002年に日本に登場しながらも、一度消えかかっていたルンバに脚光を当て、時間をかけて広げてきた日本正規総代理店「セールス・オンデマンド社」の手腕は注目すべきものがあります。ルンバのさらなる人気上昇に火が付くでしょうか。期待がかかります。

(※INSIGHT NOW!に寄稿したものhttp://www.insightnow.jp/article/6084とほぼ同じ文を掲載しています)

2010年11月25日

笑った時に見えて、悔しい時に密かに支えてくれるものとは?

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こんにちは。顧客視点アドバイザーの神原サリーです。

現在、家人が歯の治療中なのですが、「さて、どれにするかな」と言って歯科医からもらったパンフレットを広げました。歯の治療というと保険外治療だったり、治療に長い期間がかかったりと、費用も時間もかかってしまうという印象がありますよね。でも、そうした不安を払しょくすべく、最近の“歯医者さん”は、いろいろ工夫をしているようです。

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もらってきたパンフレットには、奥歯のかぶせものについての種類や料金、保障期間が明瞭に書かれていて、かかっている人が自分で選べるようになっています。

一番高いのは「オールセラミクスクラウン」という、金属を一切使用しない最新の治療法で1歯70,000円! 奥歯のかぶせものも「金歯」だけはなくて、ずいぶん進化しているのですね。

で、私がおお!と感激したフレーズがこちら。

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「奥歯は笑った時に見えて、悔しい時に、密かにあなたを支えます。」

…なんと心に響く言葉でしょう。見た目もよくて丈夫なものにしたいと思わずにいられません。金銀のものよりも、せめてハイブリッドセラミクスにしようか、いっそ最高級のもののほうがいいだろうか、なんてね。

それは冗談としても、“奥歯の大切さ”について、治療をしている人でなくとも考えさせられる名言だなあと思います。

歯のメンテナンス、していますか?

posted by 神原サリー at 18:45| Comment(0) | TrackBack(0) | このPOPに惚れました♪

2010年11月15日

粟飯原理咲さんとの5年ぶりの再会と、「朝時間.jp」の人気コーナーが生まれた理由と

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こんにちは。顧客視点アドバイザーの神原サリーです。

先日、「朝時間.jp」「おとりよせネット」「レシピブログ」「子育てスタイル」などの人気サイトを運営するアイランド株式会社の粟飯原理咲さんと5年ぶりにお目にかかってお食事をする機会に恵まれました。

粟飯原さんと初めてお目にかかったのは確か7年くらい前のフリーランスライター時代のこと。私が企画した特集記事のインタビュー取材でお世話になり、それから約2年後には私が企画・広報を務めていた(そんな時代もあったのです)会社のイベントで、私が司会&ファシリテーターとなり、粟飯原さんにはパネルディスカッションのパネラーとして出演していただいたのでした。

あれから早5年。ツイッターを通じて再会するといううれしいご縁があり、「どうしてどうして今、そうしたお仕事を!?」と質問攻めにあいながらも本当に楽しくお話させていただきました。

その際に、私が大好きなサイト「朝時間.jp」(http://www.asajikan.jp/)の中でも、特に好きなコーナー、「ワールドモーニングフォトクリップ」についての話題になりました。今でこそ、早起きして1日の始まりを有効に使う“朝時間”という言葉は当たり前のようになっていますし、朝に行う勉強会や朝活本も盛んですが、そのはしりが「朝時間.jp」というサイトだと思います。時代の空気を敏感に読み取り、オールアバウト等で培ったWEBコミュニケーションを巧みに具現化していく粟飯原さんの才覚は見事だなあと尊敬してしまいます。

さて、そんな「朝時間.jp」の人気コーナー「ワールドモーニングフォトクリップ」ですが、これは『今、この瞬間も世界のどこかの国で朝が始まっている。生まれたての朝をのぞいてみよう』をコンセプトに、世界の朝レポーター(46名)が、写真とともにメッセージを伝えてくれるというもの。海外の1日の始まりをおいしそうな朝ごはんや朝やけや何気なく切り取った日常の1シーンや風景は、見る人の気持ちをなごませてくれたり、元気づけてくれたりします。

「私、本当に大好きなんですよね、あのコーナー」という私の言葉に、粟飯原さんはこんな話をしてくれました。

「谷川俊太郎さんの詩に『朝のリレー』というのがあって、とても大好きなんです。そうしたら、会社のスタッフにもやっぱりこの詩が大好きな人がいて、この詩の世界観をWEBで実現できたらいいね…ということになったの。この地球ではいつもどこかで朝が始まっている…という印象的なフレーズがあるのだけれど」

そうか、そうかそうだったのかと何だか胸がいっぱいになりながら、粟飯原さんの言葉をかみしめながら聞いたのでした。現在は海外にいる日本人のレポーターによるメッセージとなっていますが、本当はその国の人に現地の言葉(もしくは英語)でメッセージを送ってもらい、それを翻訳つきで伝えたいのだとか。きっといずれはそんなコーナーが実現することでしょう。

思いを形にすることの大切さ、WEBだからできるコミュニケーションのあり方など、たくさんのことを考えさせてくれた再会の夜でした。私も歩みは遅くとも、一歩ずつ信じた道をまっすぐに進み、みなさんのお役に立ちたいとあらためて思いました。