2010年04月19日

東芝のルームエアコン事業の移管について思うこと

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こんにちは。顧客視点アドバイザーの神原サリーです。
 
先週、金曜日に東芝ホームアプライアンス社からこんなリリースが届きました。「東芝家庭電器グループにおける家庭用ルームエアコン事業の移管について」。
 
一部を抜粋してご紹介すると・・・
 

東芝キヤリア株式会社(東京都港区/取締役社長 井上 章、以下東芝キヤリア)と東芝ホームアプ
ライアンス株式会社(東京都千代田区/取締役社長 山下 文男、以下東芝ホームアプライアンス)は、東芝グループの家庭電器事業における競争力強化を目指し、5月1日を目処に東芝キヤリアが所管する家庭用ルームエアコン事業を東芝ホームアプライアンスに移管します。

 
現在、東芝グループの家庭電器事業では、東芝キヤリアが業務用・家庭用のエアコン事業を、東芝ホームアプライアンスが冷蔵庫、洗濯機等の生活家電を所管しています。今回の事業移管は、東芝ホームアプライアンスにおける「環境調和型商品の開発力」「生活家電商品を横断する総合提案力」の強化と、東芝キヤリアにおける「業務用空調事業への特化による競争力」の強化を目的としています。
 これまで冷蔵庫や洗濯機、調理家電などの生活家電を受け持っていた「東芝ホームアプライアンス」に、家庭用ルームエアコン(「大清快」など)の事業が5月1日から移管するということです。消費者にしてみれば「それがどうした?」というふうに思われるかもしれませんが、これって結構重要なことで、もっと早くにそうしてもよかったのに…というのが私の正直な感想です。
 
東芝の生活家電群は、数年前から「ecoスタイル」をコンセプトに、“便利に快適に使うだけで、いつのまにかエコな生活”ということをうたっています。省エネなどを意識しないでも、ちゃんとエコになっている・・・というわけで、家庭の中で消費電力の大きい冷蔵庫をはじめとして、ヒートポンプのドラム式洗濯乾燥機や炊飯器、オーブンなど、どれもが「ecoスタイル」なのに、エアコンは「東芝キャリア」の製品なので「ecoスタイル」の商品群には入っていないし、WEBサイトも別の物になっていてなんとなく違和感があります。
 
今後は、製造そのものは東芝キャリアで行うけれど、企画・開発・販売については東芝ホームアプライアンスが行うということでリリースなどの配信や取材窓口も一本化されるというのは、とても理にかなっているように思います。
 
今や、エアコンも立派な生活家電の1つ。「エコナビ」の訴求力の巧みさで、生活家電に加えてトイレまわりやエコキュートなど住設関連商品までも巻き込んで1つのくくりとして「快適性とエコ」をアピールしているパナソニックに先を越された感が否めないけれど、素晴らしい家電をたくさん持っている東芝さんにがんばってほしいなと思います。
 
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