2010年05月24日

マクドナルドのサービスの真髄、ここにあり。

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こんにちは。顧客視点アドバイザーの神原サリーです。
 
先週末は金曜日には名古屋でのマーケティング勉強会のゲスト⇒土曜日の朝に神戸駅に集合して、お手伝いをしている「公益社団法人こども環境フォーラム」の1泊2日のワークショップとあわただしくも充実した3日間を過ごしました。
 
深夜まで名古屋で懇親会に参加した後で、翌日は7時6分名古屋発の新幹線で神戸に向かうというハードスケジュールだったのですが、集合場所の神戸駅で10分ほど時間があったので、本当に久しぶりに『朝マック』することにしました。
 
エッグマフィンとコーヒーを注文し、大急ぎでマフィンをお腹に流し込んでいるうちに集合時間になってしまい、神戸駅から移動するバスの中で飲もうと、飲み残したコーヒーをレジまで持っていったのでした。
 
「すみません、飲み残したコーヒーを持ちかえりたいのですが、紙袋に入れていただけますか?」
 
すると、思いがけない返答がありました。
 
「コーヒーはお代わり自由ですので、新しくコーヒーをお足ししてお持ち帰りになりますか?」
 
びっくりした私が…
 
「でも、持ちかえる分ですし、このままでもいいですよ。もちろん足していただけたら嬉しいですけれど」というと
 
「では、カップに残っている分を捨てて、新しいコーヒーをお入れしますね」
 
と、カウンターにいた女の子。
 
結局、カップこそ私が使っていたものだったけれど、淹れたてのコーヒーをフルに入れ替えて、ふたをして紙袋に入れて渡してくれたのでした。
 
「どうぞ、気を付けてお持ち帰りください。行ってらっしゃいませ。」
 
久しぶりのマクドナルドのカウンターにて笑顔で送り出された私が感激に胸がいっぱいだったのは言うまでもありません。スタバだけじゃない、マックも素晴らしい!
 
というわけで、温かな心配りに感動して、1泊2日のワークショップの場へと、向った私です(上の写真は、移動のバス内でカップホルダーに入れたコーヒーカップ)。やっぱり、名の知られているお店はたとえファストフードであったとしても、サービスの精神が行きとどいているなと思いました。
 
忙しい朝に、元気を与えてくれるお店、素敵です。マクドナルド神戸駅店のスタッフに拍手!しっかり教育をしている店長さんに感謝!
 
 

2010年05月19日

カナダのドーナツチェーン「TimHortons(ティムホートンズ)」のこと。

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こんにちは。顧客視点アドバイザーの神原サリーです。
 
サンフランシスコのスーパーで見かけたクリスピークリームの話(http://kamihara-sally.sblo.jp/article/38257265.html)のついでに、カナダのドーナツチェーン「TimHortons(ティムホートーンズ)」のことを少し。

 
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カナダといっても今回はトロント周辺が主でしたが、有名な路面電車が頻繁に走っていて、時には3台がくっついていることも! で、空港にもホテルの隣にも、ちょっと散歩をする途中にも、やたらと目に着いたのが「ティムホートンズ」の看板でした。朝食を食べようと立ち寄ったのですが、ドーナツチェーンとはいえ、サンドイッチ類も豊富に置いてあるファーストフードショップで、ご覧の通り、具がたくさん入っていてなかなか美味。
 
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ドーナツも食べてみましたが、かなりしっかりした甘さ! でもメープルクリームなどカナダらしい味で、珈琲をごくごく飲みながら食べるにはぴったり。クリスピークリームとは違う美味しさがありました。
 
でも、このお店の一押しの飲み物は紅茶じゃないかとひそかに思っています。私は珈琲だったけれど、同行していた家人に「これ、おいしいよ」とすすめられて一口飲んでみてびっくり。濃いめなのに苦くなく、香りのよい紅茶です。ティーバッグでなく、ディスペンサーでカップに入れてくれたのですが、どんな淹れ方をしているのでしょうね。
 
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カウンターには児童基金への募金箱が設置してあって、子どもたちへの支援活動にも熱心なことがうかがわれました。あの紅茶のおいしさといい、日本にも進出してもよさそうだと思うのにどうしてないのかなあとちょっと不思議です。
 
 

2010年05月18日

サンフランシスコのクリスピークリームドーナツはスーパーに売っている!

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こんにちは。顧客視点アドバイザーの神原サリーです。
 
先週12日の朝に日本を発ち、シカゴ経由でトロントへ、続いてサンフランシスコに飛んで昨日帰ってきました。そこでおもしろいものを見かけたのでちょっとご紹介しましょう(アメリカに何度も訪れている方にとっては、当たり前の風景かもしれませんが)。
 
サンフランシスコで「CALA FOODS」という24時間営業のスーパーマーケットに立ち寄って、売り場の様子などをいろいろと見学してきたのですが…

 
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カット野菜が豊富に並んでいて、しかも1パックごとの量が多いです。種類の異なるベビーリーフのパックもたくさんあって、手軽で栄養豊富なベビーリーフ人気は日本だけのものではないのだなあと思いました。
 

でね、くまなく歩き回って(写真も撮って)ちょっと買い物をしてレジのほうまでいってみるとレジ近くに、ドーナツがズラリと並んだ縦型のショーケースがあり、よく見てみると何だか見覚えのあるロゴが!
 
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あれ? 「Krispy Kreme」? あのクリスピークリームドーナツじゃないですか。
 
日本ではいまだに新店のオープン直後には何時間もの行列ができるというのに、こんなふうに何気ない顔をしてドーナツが並んでいるなんてちょっとびっくり。で、ちょっと調べてみると、創業は1937年! アメリカでも店内で焼き立てを提供しているお店もあるけれど、こんなふうにスーパーの一画にセルフサービスで気軽に買えるようにおいてあるのが普通なのですね。
 
坂を下って、ピア39と呼ばれる海沿いのフィッシャーマンズワーフ(ショッピングセンター)にも行きましたが、ここにもKrispy Kremeのお店があって、ここではドーナツは自分でショーケースからとって紙に包み、レジでお金を払う仕組みになっていました。
 
ドーナツの製造工程を見学できるようにして、「出来立て」をウリにする…というのは、日本にオープンするにあたっての1つの仕掛けというわけで、それが大当たりしたということでしょうか?
 
ちなみに、サンフランシスコのクリスピークリームもどんどん売れて回転が速いせいか、とてもやわらかくて美味。甘いのが苦手な私のはずなのに、「うーん、おいしい♪」と写真を撮るのも忘れてぺロリと食べてしまったのでした。これまで事務所のそばの有楽町イトシアの地下の「クリスピークリームドーナツ」をいつも素通りしていたけれど、ちょっと並んで買おうかなと思ったりしています。
 
 
 
 

2010年05月07日

ベストマッチはニックジャガー!?ロックンロールなフレンチワイン

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こんにちは。顧客視点アドバイザーの神原サリーです。
 
店頭でコーヒーを配り、「飲みながら店内をゆっくり回ってください」と声を掛けていることで知られている、コーヒー&(輸入)食料品を扱うKALDI(カルディコーヒーファーム)。ここのPOPはいつも楽しくて秀逸だなあと思うのですが、先日、思わず吹き出してしまったのが、上のPOPです。
 
ロックンロールなフレンチワイン「ザ・ローニング・ストーンズ」
 
これだけでも、うふふ…と思うのですが、その下に書いてある説明がさらにユニーク!
 
ベストマッチはニックジャガー?!(肉じゃが)
 
「うまい!座布団1枚!」と思わず声を掛けたくなるような文言!
でも、その後の説明は大変説得力のあるものになっています。
 
深みのある赤色、ブラックベリーの香りと柔らかなタンニンの余韻の長いワイン。香草などを使ったグリルした肉などとよく合います。2007年ヴィンテージはローヌでも50年に1度と言われる当たり年です。
 
つまり、肉じゃがとベストマッチというのは決してジョークではなく、正しい評価。「え?何々、おもしろい」と思わせて、じっくり読んでみると「おもしろいだけじゃなくて、美味しそう! 飲んでみたい!」と思えてくるPOPなんですね。
 
先日もマルエツのワインソムリエのことを書きましたが、そんなにワインに詳しくない人にとっては、味のイメージや合う料理はもちろんのこと、「何だか気になる、せっかくだから買って試して飲んでみたい」と思えるきっかけが大切なように思います。
 
 
 
 
 
 
posted by 神原サリー at 19:34| Comment(0) | TrackBack(0) | このPOPに惚れました♪