2010年06月13日

婦人画報VS家庭画報の“附録対決”と電子書籍のこと

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こんにちは。顧客視点アドバイザーの神原サリーです。
 
ここのところ、話題になっているのがキンドルやiPadの登場による電子書籍のこと。特に、雑誌の世界は競争が激しくて休刊や終刊が相次いでいます。でも、そんな中でも元気があるのが、宝島社の取り組みで有名になった附録の充実。いまや女性誌では、毎号バッグがおまけになっていて、どちらが主役かわからないほどです。
 
でもね、そんな附録合戦は若い子向けの女性誌ばかりだと思っていたら大間違い! 現在発売中の婦人画報と女性画報では、破格の附録をつけてマダムたちの「これは素敵!」を狙っています。
 
家庭画報ではショパンの生誕200年を記念して、本誌ではユーミンの特別レポートを、特別附録ではショパンの名曲16曲が収められたCDがついています。
 
いっぽうの婦人画報では、「おいしい京都」と名付けた有名料亭137軒の情報が美しい写真と詳細な取材記事と共に掲載されている別冊付録がついています。
 
で、どちらも1100円! 先日、美容院でこの2冊の老舗女性誌を見て、「なんだかすごいことになっている!」とびっくりした次第です。私が15年近くお世話になっている美容院「ブレイク・スルー」(千葉県松戸市http://www.h2.dion.ne.jp/~break-t/)では、完全予約制をとっていることもあってか、この雑誌にもすでに「○○様、予約済み」の文字があり、今回の特集と特別附録がいかにご婦人方の心を揺さぶっているのかがよくわかりました。
 
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でもね、今さらの指摘かもしれませんが、1冊あたりの本誌の重さが尋常ではありません。美容院でひざに置いてみているだけでも疲れるし、ましてや買ってかえるなんてもってのほかの重さです。定期購読を視野に置いての構成としても、これは辛いんじゃないかなあと思いました。
 
婦人画報の重さがギリギリ耐えられる感じで、今号の家庭画報は重すぎかなと思います。年がいもなく、いまだ愛読している女性誌(ファッション誌)がドマーニなので、ピントがずれているかもしれませんが、電子書籍問題が話題になっている今、やはり、1冊の重さは見直したいところなのではないでしょうか。
 
本分の文字のQ数をギリギリまで大きくして妙齢の女性に配慮していることは素晴らしいですが、たぶん次にとるべき道はあるのではないかと。
 
iPadの発売に合わせて、ヴォーグが紙とは違う発信の仕方を打ち出していることはやはり素晴らしいと思います。これからの日本の雑誌のあり方、注目したいなと思います。
 
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