2010年11月25日

笑った時に見えて、悔しい時に密かに支えてくれるものとは?

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こんにちは。顧客視点アドバイザーの神原サリーです。

現在、家人が歯の治療中なのですが、「さて、どれにするかな」と言って歯科医からもらったパンフレットを広げました。歯の治療というと保険外治療だったり、治療に長い期間がかかったりと、費用も時間もかかってしまうという印象がありますよね。でも、そうした不安を払しょくすべく、最近の“歯医者さん”は、いろいろ工夫をしているようです。

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もらってきたパンフレットには、奥歯のかぶせものについての種類や料金、保障期間が明瞭に書かれていて、かかっている人が自分で選べるようになっています。

一番高いのは「オールセラミクスクラウン」という、金属を一切使用しない最新の治療法で1歯70,000円! 奥歯のかぶせものも「金歯」だけはなくて、ずいぶん進化しているのですね。

で、私がおお!と感激したフレーズがこちら。

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「奥歯は笑った時に見えて、悔しい時に、密かにあなたを支えます。」

…なんと心に響く言葉でしょう。見た目もよくて丈夫なものにしたいと思わずにいられません。金銀のものよりも、せめてハイブリッドセラミクスにしようか、いっそ最高級のもののほうがいいだろうか、なんてね。

それは冗談としても、“奥歯の大切さ”について、治療をしている人でなくとも考えさせられる名言だなあと思います。

歯のメンテナンス、していますか?

posted by 神原サリー at 18:45| Comment(0) | TrackBack(0) | このPOPに惚れました♪

2010年11月15日

粟飯原理咲さんとの5年ぶりの再会と、「朝時間.jp」の人気コーナーが生まれた理由と

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こんにちは。顧客視点アドバイザーの神原サリーです。

先日、「朝時間.jp」「おとりよせネット」「レシピブログ」「子育てスタイル」などの人気サイトを運営するアイランド株式会社の粟飯原理咲さんと5年ぶりにお目にかかってお食事をする機会に恵まれました。

粟飯原さんと初めてお目にかかったのは確か7年くらい前のフリーランスライター時代のこと。私が企画した特集記事のインタビュー取材でお世話になり、それから約2年後には私が企画・広報を務めていた(そんな時代もあったのです)会社のイベントで、私が司会&ファシリテーターとなり、粟飯原さんにはパネルディスカッションのパネラーとして出演していただいたのでした。

あれから早5年。ツイッターを通じて再会するといううれしいご縁があり、「どうしてどうして今、そうしたお仕事を!?」と質問攻めにあいながらも本当に楽しくお話させていただきました。

その際に、私が大好きなサイト「朝時間.jp」(http://www.asajikan.jp/)の中でも、特に好きなコーナー、「ワールドモーニングフォトクリップ」についての話題になりました。今でこそ、早起きして1日の始まりを有効に使う“朝時間”という言葉は当たり前のようになっていますし、朝に行う勉強会や朝活本も盛んですが、そのはしりが「朝時間.jp」というサイトだと思います。時代の空気を敏感に読み取り、オールアバウト等で培ったWEBコミュニケーションを巧みに具現化していく粟飯原さんの才覚は見事だなあと尊敬してしまいます。

さて、そんな「朝時間.jp」の人気コーナー「ワールドモーニングフォトクリップ」ですが、これは『今、この瞬間も世界のどこかの国で朝が始まっている。生まれたての朝をのぞいてみよう』をコンセプトに、世界の朝レポーター(46名)が、写真とともにメッセージを伝えてくれるというもの。海外の1日の始まりをおいしそうな朝ごはんや朝やけや何気なく切り取った日常の1シーンや風景は、見る人の気持ちをなごませてくれたり、元気づけてくれたりします。

「私、本当に大好きなんですよね、あのコーナー」という私の言葉に、粟飯原さんはこんな話をしてくれました。

「谷川俊太郎さんの詩に『朝のリレー』というのがあって、とても大好きなんです。そうしたら、会社のスタッフにもやっぱりこの詩が大好きな人がいて、この詩の世界観をWEBで実現できたらいいね…ということになったの。この地球ではいつもどこかで朝が始まっている…という印象的なフレーズがあるのだけれど」

そうか、そうかそうだったのかと何だか胸がいっぱいになりながら、粟飯原さんの言葉をかみしめながら聞いたのでした。現在は海外にいる日本人のレポーターによるメッセージとなっていますが、本当はその国の人に現地の言葉(もしくは英語)でメッセージを送ってもらい、それを翻訳つきで伝えたいのだとか。きっといずれはそんなコーナーが実現することでしょう。

思いを形にすることの大切さ、WEBだからできるコミュニケーションのあり方など、たくさんのことを考えさせてくれた再会の夜でした。私も歩みは遅くとも、一歩ずつ信じた道をまっすぐに進み、みなさんのお役に立ちたいとあらためて思いました。