2012年09月22日

西友のKY TIMESのこと再び〜顧客に何を伝えるか

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こんにちは。顧客視点アドバイザーの神原サリーです。

昨日(2012年9月20日付)の日経MJ14面、ご覧になりましたか? 私が先月ここで取り上げた西友の新聞風のチラシ、「KY TIMES」のことが大々的に取り上げられていました。

単純に読み物として読者の関心を呼ぶ紙面構成にこだわっていることや、1面から終面までのページの流れの仕組みなど、私の気づきと同じことが書かれていて、「ほほー、私も先見の明があったなあ」とにんまりした次第です。

でも、さすが日経MJですから、ちゃんと西友の広告宣伝部のシニア・ダイレクターの方に取材をしており、紙面のカラーについても触れていました。私は黄色と赤の配色のものがなくなってしまったのだと勘違いしていましたが、これは食品が中心の場合で、住居雑貨や衣料が中心の場合には、先日ご紹介したように白地に青を配色して落ち着いた感じに見せているようです。

2011年9月に始めた(つまり、ちょうど1年前ですね)KYタイムスですが、約700万部を月に1回配付。紙媒体の宣伝費はチラシだった2008年に比べ、45%も減ったといいます。一方、KYタイムス見た人はチラシの時よりも10%以上アップしているという調査結果が出ているそう。独自性を評価し、“興味をひかれた”人も全体の72%にも。

MJで、山根清志記者も「値下げ競争に陥りがちな商品と価格ばかりのチラシを見直し、顧客に季節ごとの暮らし方や新しい生活のアイデアをじっくり伝える工夫はほかのツールでも実践できるはず」と結んでいます。

本当にそのとおり。何も手間のかかる新聞を作ることが素晴らしいのではなく、お店の姿勢を伝えられるような、捨ててしまわずとっておきたくなるようなチラシを作ったり、店頭のPOPで伝えたり、さらにはネットショップでのページづくりを考えたり。“伝える工夫”、まだまだきっとあります。

これぞコト提案〜西友の「KY TIMES」が面白い!: 神原サリーの顧客視点マーケティング