2013年01月04日

「白濁(しろにごり)ビール」の缶に隠された美味しさの秘密とは?

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あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

あらためまして、顧客視点アドバイザーの神原サリーです。

年末年始、いかがお過ごしですか。私は12月29日〜1月3日、お休みをいただき、読書三昧の日々を過ごしました。お三が日は、昼間からお酒を飲んだりできて、のんびりできるのもいいですね。年末に家人が、珍しいビールをいろいろと買ってきてくれたのですが、その中でも印象に残ったのが、上の写真の「白濁(しろにごり)」というベルギー直送のビールでした。

名前のとおり、かなり白い色のビールで、濁りもあります。味わってみると、とってもフルーティで香りがよくさわやか。昼間の一杯にぴったりでした。

でも、ちょっと缶の印刷が逆さまで、何だか不思議だなと思いませんか?

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ね、文字を読めるようにするとプルトップ部分は下に来てしまうんですよね。お店でも、このように、底の部分を上にして並べられていたようです。

では、ひっくり返してみましょう。

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よく見ると、プルトップのあるほうにはは、プラスチックのふたがかぶせられているのです。冒頭の画像にも、左手前に写っています。

つまりね、いつもは缶の底を上にして、冷蔵庫に入れておいて、飲むときにひっくり返してプルトップを開けることで、缶の中に沈殿していた濁りがまんべんなく循環するために、ベストな状態で飲めるというわけ。

でも、缶の底に口があるので、汚れを気にする人もいるだろうということで、キャップがかぶせられているのですね。うーん、よく考えられているなあと感心しました。一番おいしく飲んでもらうための工夫、それが「一度缶をひっくり返すこと」とは。そして、缶底の汚れを防ぐために、キャップをかぶせるという心配り。こういうの、いいですね。新年そうそう、おいしさににっこりし、その粋な計らいにうれしくなったのでした。

顧客視点というのは、こんなところに隠れているのではないでしょうか。今年も顧客視点アドバイザーとして、心に残ったマーケティングの手法や商品、サービスについて、なるべくたくさん発信していきたいと思っていますので、どうぞよろしくお願いいたします。