
こんにちは。顧客視点アドバイザー&家電コンシェルジュの神原サリーです。
昨日、日経トレンディネットに美容・健康機器メーカーが4月1日に発売したばかりの男性用脱毛器(ヒゲ用脱毛器)についての執筆記事がアップされました。Sallyの家電研究室のほうでもお知らせしましたし、すでに読んで下さった方も多いかと思います。
この「ノーノーフォーメン」という製品は、2月上旬にヤーマン本社で開かれた新製品発表会の直後に私がツイッターで「ヒゲ剃りで困っている方、こんな脱毛器が出ますよ。しかも痛くないそうです」とつぶやいたところ、「すぐに欲しい」「詳細を知りたい」「ヒゲが濃いことで悩んでいる夫に使わせたい」など、反響があり、これはぜひ家族に使ってもらってレビュー記事を書きたいなと思ったのでした。
トレンディネットの読者層が30〜40代のビジネスマンが中心ということもあり、人気記事ランキングを見てみても、かなり注目度が高いことがわかります。
ところが…
昨日、ツイッターでよく会話をしている男性が「かなり気になるので帰りにアキヨド(ヨドバシカメラAkiba)によって見てきます!」とのこと。それからまもなく、ツイッターで「男性用ひげ剃りコーナーじゃなくて、女性用脱毛器の売り場で展示しているのは間違いだと思いました。恥ずかしくてチラ見するのが精一杯」とのつぶやきが。
今回の記事のタイトルも「ヒゲを“脱毛”!?シェーバー市場の乗り込んだ『男性用脱毛器』の実力は?」というものだというのに、そもそもお店のほうで「シェーバー市場に乗り込んだ」と理解してくれておらず、「脱毛器だから、女性用の理美容コーナーと一緒に」という発想で展示しているというのは残念だなあと思わずにいられません。
まだ、他の家電量販店の様子については、確認できていないので何とも言えませんが、商品の特性を理解して、「買いたい人が探せる売り場」にしてほしいと思います。それに、シェーバー売り場に「ヒゲ用脱毛器」が置いてあったら、この「ノーノーフォーメン」のことを知らない人でも、「お?ヒゲを脱毛?」と気にして手にとってみるかもしれません。
これからしばらく、この商品がどこでどんなふうに売られているのかを見て回りたいと思います。
◆日経トレンディネット
ヒゲを“脱毛”!?シェーバー市場の乗り込んだ『男性用脱毛器』の実力は?
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