こんにちは。顧客視点アドバイザーの神原サリーです。
木村カエラちゃんの「パンパカパーンツ!」のCM以降、何だか元気のあるグンゼのボディワイルド。100色ものカラフルな男性用の下着はプレゼント需要が大幅アップなのだとグンゼの広報担当者にうかがったことがあります。3月の卒業の時期には、お世話になった先生へのプレゼント用に高校生たちが「何色にする?」とワイワイいいながら売場を占拠している様子も見られたのだとか。プレゼントする相手にぴったりの色や柄を探すのも楽しく、みんなでお金を出し合って買うにも、1枚あたりの単価が安いので買いやすい…そんな理由だったのではと。
そんなボディワイルドですが、6月21日まで「パパパンツキャンペーン」というのをやっています。
これは、3月の展示会にお邪魔した時のキャンペーンのイメージ。「子どもの絵をそのままプリントして父の日にプレゼントにする」というコンセプトは決まっていたようですが、詳細はまだ未定だったもよう。
こんなイメージで父の日のプレゼントキャンペーンができないか計画中だったようです。
で、先日、あの企画どうなったのだろうとグンゼさんのサイトを見てみたら、やってました。すでに8000以上もの応募があるようでびっくり!
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ね、こんなふうに応募された絵がサイトにアップされていて、見られるようになっています。最終的には応募者すべての中から100人に本物のパパパンツがプリントされてプレゼントされるようですが、応募者全員の絵が、パパパンツのデザインとなって、WEB上で見られるのがポイント。
「あ、うちの子のパパの絵が、載っている!」と見つけたら、そのパンツをクリックすると…
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メッセージとともに大きな画像が表示される仕組みになっています。しかも、なんとツイッターと連動していて、このパンツについてつぶやけるようになっているんですよね。
たとえば、お父さんがわが子が描いてくれた「パパの顔」がデザインされたパパパンツについて、その感激ぶりを画像へのリンクとともに語る…などなど。
これなら、本物のパンツが当たらなくたってうれしいです。応募者が増えるわけだと思いました。似顔絵をそのまま布にプリントする技術&そのアイデアも素晴らしいですが、応募してみたいと思わせるWEBの仕掛けが顧客の心をとらえていて素晴らしいなあと。
うーん、わが子が小さかったころにこんな企画があったなら、絶対応募するのになあ。いいなあ、今のお父さん・お母さんたち!
◆グンゼ BodyWild 「パパパンツキャンペーン」