2010年07月03日

ビックカメラの冷蔵庫売り場にて。

bic_camera_pop.jpg
 
こんにちは。顧客視点アドバイザーの神原サリーです。
 
冷蔵庫が一番、売れるのはいつだと思いますか? それは、ズバリ夏! 
 
アイスクリームなど冷凍の食材をフル活用するから? 氷をたくさん使うから?
 
いいえ、冷蔵庫が一番壊れやすいのが夏だから。たぶん冷蔵庫のドアの開け閉めの回数も増え、その分、庫内の温度も上がって冷やすのに負荷がかかるからなのでしょうね。そういえば、過去2回、わが家の冷蔵庫の調子がおかしくなって買い替えたのも、確か夏のことでした。
 
そんな冷蔵庫ですが、今年の12月末までエコポイント制度が延長されたこともあって、8〜10年使ってきた家庭では買い替えを考えている人も多いようです。ただ、冷蔵庫売り場に行ってみると冷蔵庫というのはどれも四角い箱で、同じように見えてしまうんですよね。
 
事前に下調べをして、各メーカーの特長を押さえておいて、候補をしぼってから実物を見て選ぶのが賢い方法だと思うのですが、突然壊れてしまった場合は、「早く買わなくちゃ!」という気持ちばかりがせいてしまって、なかなかじっくり検討できないものです。
 
で、そんな人でも選びやすいし、特長がわかりやすいだろうなあと感心したのが、ビックカメラの冷蔵庫売り場で見かけたPOPです。

 
TOSHIBA 「まんなか野菜室」
 
重たいものも出し入れラクラク!
 
しかも野菜のみずみずしさキープ! 


上の写真は東芝のものですが、他のメーカーのものにも、特長が一目でわかるようなポイントが書かれています。ビックカメラが独自で作ったPOPのため統一感があるし、その冷蔵庫ならではのいいところ、使いやすい点が簡潔に示されているので、このPOPを読んでみるだけでも、いまどきの冷蔵庫事情がわかります。

 

「どれも同じに見える」「○○のメーカーのを探しているのに、どこにあるのかわからない」「たくさん説明されすぎていてわかりづらい」…そんな悩みをクリアできるのは、やはり売り場(お店)ならではのPOPじゃないと難しいのかなと。
 
各メーカーさんがどれぞれ独自のPOPづくりをしているし、それも大事なのだけれど、お店のほうで全体を俯瞰してみて、噛み砕いて説明してくれるPOPというのも大切だなと思うのです。

 

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ここからは余談になりますが、東芝のまんなか野菜室の冷蔵庫、上のPOPでちょっとだけ私の観点とは違うところがあります。
 
上のPOPには「まんなかに野菜室があるから、重たい野菜も出し入れラクラク!」と書いてあるけれど、まんなかにあることの便利さは「重たい野菜でも出し入れが楽」なのではなくて、「料理中に何度もあけることの多い野菜室。欲しい野菜がかがまずにすぐとれる!」ということなんですよね。
 
このあたり、料理をしたことのない人にはわかりにくいかもしれないし、まだまだ男性目線なのかなあ、なんてちょっと思いました。
 


 

posted by 神原サリー at 12:22| Comment(0) | TrackBack(0) | このPOPに惚れました♪
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