2010年09月18日

“癒し”をおしゃれに伝えるATEXの売り場づくり

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こんにちは。顧客視点アドバイザーの神原サリーです。
 
先日、健康器具などの開発・製造メーカー「ATEX」の展示会にお邪魔し、この秋に発売される新製品を中心とした健康家電の取材をさせていただきました。健康家電の製品の特長については、「Sallyの家電研究室」(http://kaden.k-sally.jp)のほうでご紹介していますが、こちらでは商品開発や売り場づくりで注目すべき点についてお話させていただこうと思います。
 
というのも、「理美容・健康」という分野は、ここ数年、“癒し”というキーワードとともに見逃せないものとなっています。家電量販店や東急ハンズ、雑貨店などでも売り場の面積を徐々に広げ、力を入れていることがよくわかるのですが、「家電量販店」の場合、女性への訴求力には今一つ欠けているような気がします。
 
そんな折、ATEXの展示会での商品の見せ方や女性視点での企画・開発力には目を見張るものがありました。たとえば、冒頭の画像ですが、肩に乗せて使うタイプの「タッピング・マッサージャー」という商品を展示するのに、まるでオーバドゥー(フランスの高級ランジェリー)を着せたくなるようなワイヤートルソーを使い、オシャレ感をアピール。これまでシニア層向けの健康器具だと思われていた「タッピング・マッサージャー」を、30〜40代の女性たちにこそ使ってほしいという開発者の思いを、商品展示にも具現化しています。
 
もちろん、商品のデザインやカラーそのものも、あえて装飾をはずしてシンプルにする代わりに、縫い目にカラーをほどこしてキルティングするなど、細部へのこだわりが見えます。ただ、どんなに思いのこもった商品でも「これは何?」「素敵!」と思わせなければ、興味をもってもらうという商品購入の第1歩にはつながりません。
 
その点で、このワイヤートルソーを使った展示は、アパレル系の見せ方を上手に使ったお手本といえるのではないでしょうか。
 

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展示会でのいわゆるバイヤー向けの展示だけでなく、実際の売り場での展示についても商品の入った箱を横積みに「する際に、持ち手を鏡台の引き出しの取っ手に見立て、什器全体を鏡台に見せるという“仕掛け”を考えているといいます。
 
マッサージに行く時間のない30〜40代の女性たちに満足のいく商品を開発し、買い求めやすい価格(1万円程度)設定で販売したいという商品企画担当者の思いがそのまま売り場づくりにも反映しているのは見事! でもどうしてここまでできるのだろうと思って話を聞いてみると、すべて一貫した女性チームが担当しているからなのですね。
 
ATEXは元々、折りたたみベッドやマッサージチェアなどの寝具・健康器具を扱ってきたメーカーで、社員も男性がほとんどだったといいますが、近年、女性の視点を取り入れ、女性にも使いやすいものをという点に重点を置き、女性社員の意見を積極的に採用して成功しているとのこと。すでに50万台も販売したマッサージクッションにも細部にまで「女性が心を惹かれるこだわり」が反映されており、それが、結局は若い女性だけでなく男性にもシニア層にも受け入れられいてる…という点が興味深いです。
 
 
次々に開発される女性視点での癒しの健康家電、それに合わせたインテリア性の高い売り場づくり。これからも目が離せないなと思います。
 
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2010年09月05日

この秋、ぜひ「黒ワイン」を♪

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こんにちは。顧客視点アドバイザーの神原サリーです。
 
赤ワイン、白ワイン、ロゼ…ワインを色で分けたらこの3つを普通思い浮かべますよね? でも、黒ワインというのがあるのをご存じですか?
 
私も「黒ワイン」の存在を知ったのはわりと最近で、福岡に仕事で出かけた際に、たまたま同じ方面に仕事で来ていた夫と合流して入ったお店で、初めて知ったのでした。
 
実は黒ワインとは赤ワインのことで、マルベック特有の強いタンニンによって非常に濃く、まるで黒いように見えるので「黒ワイン」と呼ばれるようになったのだとか。古くはローマ皇帝にも献上されたという個性的な味わいのワインです。その強い色調から想像できるように、渋みもあって、でも味は思いのほかまろやかで美味しくいただきました。
 
私が飲んだのは、シュヴァリエ・ファマエというものですが、他にも有名な黒ワインとしてはフランス・カオール地方の「シャトー・ファメ」のノワールというものがあるようです。
 
なかなか手に入りにくいのかもしれませんが、秋の夜のひととき、「黒ワインって知ってる?」と話題になりそうです(・・・まずは早く涼しくなってほしいですけれど)。
 
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2010年08月25日

「INSIGHT NOW!」にマーケティングのビジョナリーとしてデビュー!

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こんにちは。顧客視点アドバイザーの神原サリーです。
 
すっかりご無沙汰となってしまいました。7〜8月は出張も多く、新たな試みへのチャレンジが続いて、なかなか更新ができませんでした。日々の気づきは多く、ぜひ発信したいと思いつつも、ぐるぐると考えてしまって。どう伝えたらいいのか、自分の立ち位置はどこにあるのか…なんてね。
 
そんなふうに悩みながらも、様々な出会いの中で「INSIGHT NOW!」にマーケティング分野のビジョナリーとしてデビューすることが決まり、昨日、1本目の記事をアップしました。この「INSIGHT NOW!」は、記事の人気度が記事の見出しの扱いで一目で分かる仕組みになっていて、けっこうシビアです。
 
昨日の20時ごろにアップした「“引き算+α”独自路線を歩む三菱の家電戦略」の記事は、おかげさまでぐんぐん順位を上げて今日の正午時点では8位となっています。このサイトは、読者登録をしないとさわりの部分しか読めない仕組みなので、ぜひ読者登録のうえ、最後まで読んでいただけるとうれしいです。(なお、記事内容を自分のサイトに載せることは許諾されているので、一定期間を経たのち、こちらにも全文掲載する予定でいます)。
 
今後は、INSIGHT NOW!のビジョナリーとしてセミナー講師なども務めさせていただく予定ですので、どうぞよろしくお願いいたします!
 
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◆INSIGHT NOW!
 http://www.insightnow.jp/
 
◆「“引き算+α”独自路線を歩む三菱の家電戦略」
 
前年モデルに何か新しい機能をプラスする、もしくは大幅なデザイン変更を行って注目を集める―それがこれまでの“最新家電”のあり方。ところが、“引き算+α”のものづくりを始めたメーカーがあります。単なる多機能・高機能化でなく、独自の技術を駆使した“ユーザー視点の家電づくり”を目指す三菱電機のマーケティング戦略、気になります。(三菱の家電戦略〜Vol.1)
 
>>>続きはこちらへ
http://www.insightnow.jp/article/5743
 
 

2010年06月18日

今年後半の食のトレンドは「パンケーキ」!

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こんにちは。顧客視点アドバイザーの神原サリーです。
 
今日、こんなリリースが流れてきました。
 
ロイヤルホスト、3枚重ねの「パンケーキ」を期間限定特別価格399円で販売(日経プレスリリース)
 
ロイヤルホストは、一部店舗にて実施した初企画 “お好きなだけPancake(パンケーキ)”が 2010年6月16日(水)に大好評の中で終了したことを感謝し、全国のロイヤルホストで通常販売している3枚重ねの『パンケーキ』を、6月17日(木)より9月8日(水)までの期間限定特別価格380円(税込399円)にて販売します。
 
“お好きなだけPancake(パンケーキ)”は一部店舗および時間限定での販売だったため、Twitter(ツイッター)などで「平日15時から18時では行きたくても行けない」「近くのお店で実施していない」といった多くのご意見をいただきました。“お好きなだけPancake(パンケーキ)”は終了しましたが、店舗や時間を限定せずに皆さまに美味しくなったパンケーキを楽しんでいただけるよう、全国のロイヤルホストにて通常販売している3枚重ねのパンケーキを通常価格450円(税込472円)のところ、期間限定特別価格の380円(税込399円)にて、全国のロイヤルホスト各店舗営業時間内で販売します。
“お好きなだけパンケーキ”の噂は聞いていましたが、そんなにたくさん食べられない私としては、うーんという感じでした。今回の企画は、3枚重ねとのこと(冒頭の画像は、リリースと一緒に送られてきたのに5枚重ねなのはなぜ?)。ちょうどいい量でこの価格は魅力的に思えます。
 
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そういえば、先日も、サンフランシスコの朝食のお店「mama's」のパンケーキの美味しさのことを話題にしたばかり。
 
今年3月に原宿にオープンしたハワイのパンケーキの店、エグスンシングスにかける元タリーズ・ジャパンの松田氏の熱いコメントもあちらこちらで見かけます。
 
でね、それだけじゃないんですよ。私の専門分野ともいうべき家電のほうでも、今年11月にビタントニオからパンケーキプレート付きの「バラエティサンドベーカー」が発売されるという情報が入ってきています。
 
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ビタントニオのバラエティサンドベーカーというのは、元々はホットサンドやワッフルを焼くものとして販売されていたのが、プレートを追加購入することで、いろいろなお菓子やお料理ができると人気を博している調理家電。毎年11〜12月には、本体のカラーを限定色にして、プレートもオリジナリティに富んだものを付属している「プレミアムセット」を販売して、さらに注目を浴びています。
 
この「プレミアムセット」の2010年11月発売バージョンが、上の案内にあるハニーイエロー。人気のドーナツプレート(焼きドーナツが作れます)、定番のワッフルプレートに加え、今回新しくパンケーキプレートが付属される予定だとのこと。上下のプレートで一気に加熱するのでひっくり返す手間もなく、調理時間も短くて、外はカリッ、中はふっくらというのがうたい文句です(mama'sのパンケーキみたい!)
 
まだ、細かな仕様は検討中ということでしたが、「今年はパンケーキだと思うんです!」と企画担当の方が力説していました。
 
ここまでいろいろなところで「パンケーキ」の情報を耳にしては、放っておくわけにはいかないのではと思うのですがいかがでしょう? この人気はどこから? 
 
決して新しいものではないのに、どこか懐かしく、安らぎ感さえあって食べたくなってしまうパンケーキ。すでに火がつき始めたパンケーキの勢いにこれから注目したいと思っています。
 
 
 
 

2010年06月14日

プロアクティブの自販機、その原型をサンフランシスコ国際空港で発見!

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こんにちは。顧客視点アドバイザーの神原サリーです。
 
いつもお世話になっているデザイナーさんの会社が恵比寿にあり、お気に入りのショップが入っていることもあって、アトレ恵比寿によく立ち寄ります。そこで昨年秋ごろからでしょうか、テレビCMでおなじみの「プロアクティブ」の自動販売機が置かれているのに気づいて「化粧品の自動販売機とは、珍しいなあ」と気になっていました。
 
プロアクティブといえば、ニキビケアのための基礎化粧品。アメリカで生まれ、現在では世界65か国で販売しているようです。でも、実店舗はなく電話やWEBサイトから申し込んで購入する通信販売のみ。いくら60日間無料で試せるとうたってはいても、こうした通信販売に抵抗がある人もいることでしょう。すでにテレビCMで認知度は上がっているはずなので、どこか(実店舗)で気軽に買えるようになれば、「ニキビケアで悩んでいて試してみたいけれどなんとなく敷居が高かった人の背中を押すきっかけになりそうです。
 
でも、それにしてもパイロット店舗を出すのではなく、無人の自動販売機で化粧品を買わせようというのはチャンレンジャーだなあと思っていたのですが…
 
先月、サンフランシスコ国際空港から成田に向かう便の時間調整で空港内をうろうろしていたら、日本で見かけたのと似たようなプロアクティブの自販機を見つけ、「ああ、これが原型なのだ」と納得しました。こちらは、トラベル用のセットという位置づけになっています(冒頭の画像)。
 
こうした実績を経て、日本でも自動販売機型のショップの展開に踏み切ったということですね。
 
 
現在、日本では約30か所に「プロアクティブショップ」が設置されているようですが、私はなぜかこの自販機に遭遇する率が高いようで、先週出張で訪れた福岡でも、キャナルシティ博多と、マリノアシティ福岡の2か所で見かけました。
 
機会があったら、プロアクティブショップの売れ具合について、ぜひお話をうかがってみたいなと思います。
 

2010年06月13日

婦人画報VS家庭画報の“附録対決”と電子書籍のこと

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こんにちは。顧客視点アドバイザーの神原サリーです。
 
ここのところ、話題になっているのがキンドルやiPadの登場による電子書籍のこと。特に、雑誌の世界は競争が激しくて休刊や終刊が相次いでいます。でも、そんな中でも元気があるのが、宝島社の取り組みで有名になった附録の充実。いまや女性誌では、毎号バッグがおまけになっていて、どちらが主役かわからないほどです。
 
でもね、そんな附録合戦は若い子向けの女性誌ばかりだと思っていたら大間違い! 現在発売中の婦人画報と女性画報では、破格の附録をつけてマダムたちの「これは素敵!」を狙っています。
 
家庭画報ではショパンの生誕200年を記念して、本誌ではユーミンの特別レポートを、特別附録ではショパンの名曲16曲が収められたCDがついています。
 
いっぽうの婦人画報では、「おいしい京都」と名付けた有名料亭137軒の情報が美しい写真と詳細な取材記事と共に掲載されている別冊付録がついています。
 
で、どちらも1100円! 先日、美容院でこの2冊の老舗女性誌を見て、「なんだかすごいことになっている!」とびっくりした次第です。私が15年近くお世話になっている美容院「ブレイク・スルー」(千葉県松戸市http://www.h2.dion.ne.jp/~break-t/)では、完全予約制をとっていることもあってか、この雑誌にもすでに「○○様、予約済み」の文字があり、今回の特集と特別附録がいかにご婦人方の心を揺さぶっているのかがよくわかりました。
 
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でもね、今さらの指摘かもしれませんが、1冊あたりの本誌の重さが尋常ではありません。美容院でひざに置いてみているだけでも疲れるし、ましてや買ってかえるなんてもってのほかの重さです。定期購読を視野に置いての構成としても、これは辛いんじゃないかなあと思いました。
 
婦人画報の重さがギリギリ耐えられる感じで、今号の家庭画報は重すぎかなと思います。年がいもなく、いまだ愛読している女性誌(ファッション誌)がドマーニなので、ピントがずれているかもしれませんが、電子書籍問題が話題になっている今、やはり、1冊の重さは見直したいところなのではないでしょうか。
 
本分の文字のQ数をギリギリまで大きくして妙齢の女性に配慮していることは素晴らしいですが、たぶん次にとるべき道はあるのではないかと。
 
iPadの発売に合わせて、ヴォーグが紙とは違う発信の仕方を打ち出していることはやはり素晴らしいと思います。これからの日本の雑誌のあり方、注目したいなと思います。
 
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2010年06月10日

「銀座あけぼの」のおもてなし

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こんにちは。顧客視点アドバイザーの神原サリーです。
 
明日は福岡へ出張があるので、手土産にとオフィスの近くにある「銀座あけぼの」に立ち寄りました。間口の狭い店内には、銀座土産を買おうという妙齢のご婦人たちであふれていました。この詰め合わせにしようと目星はつけたものの、なかなか順番が回ってきません。
 
ふと、壁の端のほうにあった張り紙に目をやると、「ご進物などのご手配などは地下でも承っております」とのこと。レジのところでせわしく働いている店員さんに声を掛けてみると、「ぜひ地下のほうへどうぞ」という案内があり、地下があるなんて知らなかったなあと思いながら狭い階段を下りてみました。
 
するとどうでしょう。1階の喧騒とは別世界のような落ち着いたたたずまいの店内には、格調高く進物の品々や季節の和菓子などが並べられています。どのような進物か、個包装になっているもののほうが大人数で分ける場合は便利だとか、賞味期限はこれくらいなどなど、ゆっくりした話し方で丁寧に説明してくれるの、送り先の好みや人数などを思い描きながら楽しく商品を選ぶことができて感激しました。
 
相談に乗ってもらいながら品物を決め、包装をお願いして待っていると、先ほど接客をしてくださったのとは違う店員さんが「少しばかりですがお召し上がりになってお待ちいただけますか」と、おせんべいと冷茶、おしぼりを持ってきてくれたのでした。
 
喉が渇いていたこともあり、冷茶のおいしかったこと! パリッとしたおせんべいのおいしかったこと!
 
明かりを落とした落ち着いた雰囲気の空間と、配送伝票などを書くのにも便利な黒く磨かれたカウンター、そして座り心地のよい椅子。地下に足を踏み入れいたことのない人には体験できないうれしいひと時でした。
 
銀座という場所柄、季節の贈物などをここでまとめて注文する人も多いのでしょう。狭い1階ではちょっとした詰め合わせやバラ売りの和菓子を買い求める人でにぎわっているため、地下にこのようなゆったりとした“特別室”(大げさかも!)を作ることを考えたのだと思います。
 
すぐ近くにありながら、これまであまり利用していなかった「銀座あけぼの」。今日のうれしいおもてなしのおかげで、これから手土産はここで買うようにしたいと思った私でした。
 
 

2010年06月09日

さえらさんのWebサイト運用セミナー

こんばんは。顧客視点アドバイザーの神原サリーです。
 
日頃更新を怠っている私が、今日2度目のブログアップ。というのも、尊敬する友人のさえらさん(佐田さえさん:サエラプランニング代表)が、6月29日にセミナーを開催するとのことで、ぜひそのお知らせをしたかったから。
 
彼女は私よりずっと若く美しい才女ですが、数年前に1年弱、ある会社で一緒に仕事をしたことがあります。当時私はフリーランスライターとして活動する傍ら、その会社で企画・広報として非常勤で働いていました。その後、私は独立したわけですが、彼女もこの4月からwebプランナーとして独立し、元SEという経験やコンテンツプランナーやコーチングの資格を生かして精力的に活動を始めています。
 
そんなさえらさんのセミナーの概要は・・・
 
◆顧客視点マーケティングにもとづくホームページの作り方セミナー
 

現在、Webサイトを作るためのサービスやツールは、無料のものが多くあります。
それらを利用することで制作費を小さくし、マーケティングとアクセス解析にコストをかけることで、Webサイトから売り上げを上げるためのノウハウを自社内に持つことが可能です。
そのためにやるべきこと、知っておくと良いスキルをお伝えいたします。

外部に委託せず、できれば自社内でWebサイトを運用したいという方にもおすすめの内容です。
 
6月29日(火)13時〜 東京セミナー学院406号室で開催
 
詳細は⇒ http://kokucheese.com/event/index/3033/
 
 
おー、冠に「顧客視点マーケティング」とついていますね。実は、さえらさんから事前に「顧客視点マーケティング」という言葉を使っていいかと相談を受けたのですが、これって固有名詞でもないし、一般名詞と考えていいですものね。私が縛る理由なんてないですもの、もちろんOKとお返事しました。顧客視点で考えるマーケティングがもっと広まることを望んでいます。
 
ちょっと気になってGoogleで「顧客視点マーケティング」を検索してみたら、私のこのブログが第3位、Yahoo!ではなんと第1位に表示されていました。どうやら少しずつ浸透してきて、いつのまにか認知されてきているみたいです。
 
リンク集にも、マーケティングのベテラン、理央周さんのブログに加えて、さえらさんの「顧客視点でwebマーケティングを考える☆さえらブログ」(http://ameblo.jp/saelalog/)を追加しましたので、ぜひお読みください。考え方がとても私と似ていて、「これは私のブログ?」と錯覚してしまうほど(いいえ、もっと聡明です)。
 
ご自身でHPを作られていて、アクセス数アップや売上のアップを望んでいる方は、29日のセミナーもぜひ。
 
 

ツイッターとも連動しているグンゼの「パパパンツキャンペーン」素敵です

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こんにちは。顧客視点アドバイザーの神原サリーです。
 
木村カエラちゃんの「パンパカパーンツ!」のCM以降、何だか元気のあるグンゼのボディワイルド。100色ものカラフルな男性用の下着はプレゼント需要が大幅アップなのだとグンゼの広報担当者にうかがったことがあります。3月の卒業の時期には、お世話になった先生へのプレゼント用に高校生たちが「何色にする?」とワイワイいいながら売場を占拠している様子も見られたのだとか。プレゼントする相手にぴったりの色や柄を探すのも楽しく、みんなでお金を出し合って買うにも、1枚あたりの単価が安いので買いやすい…そんな理由だったのではと。
 
そんなボディワイルドですが、6月21日まで「パパパンツキャンペーン」というのをやっています。
 
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これは、3月の展示会にお邪魔した時のキャンペーンのイメージ。「子どもの絵をそのままプリントして父の日にプレゼントにする」というコンセプトは決まっていたようですが、詳細はまだ未定だったもよう。
 
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こんなイメージで父の日のプレゼントキャンペーンができないか計画中だったようです。
 
で、先日、あの企画どうなったのだろうとグンゼさんのサイトを見てみたら、やってました。すでに8000以上もの応募があるようでびっくり!
 
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(画像をクリックすると大きくなります)
 
ね、こんなふうに応募された絵がサイトにアップされていて、見られるようになっています。最終的には応募者すべての中から100人に本物のパパパンツがプリントされてプレゼントされるようですが、応募者全員の絵が、パパパンツのデザインとなって、WEB上で見られるのがポイント。
 
「あ、うちの子のパパの絵が、載っている!」と見つけたら、そのパンツをクリックすると…
 
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(画像をクリックすると大きくなります)
 
メッセージとともに大きな画像が表示される仕組みになっています。しかも、なんとツイッターと連動していて、このパンツについてつぶやけるようになっているんですよね。
 
たとえば、お父さんがわが子が描いてくれた「パパの顔」がデザインされたパパパンツについて、その感激ぶりを画像へのリンクとともに語る…などなど。
 
これなら、本物のパンツが当たらなくたってうれしいです。応募者が増えるわけだと思いました。似顔絵をそのまま布にプリントする技術&そのアイデアも素晴らしいですが、応募してみたいと思わせるWEBの仕掛けが顧客の心をとらえていて素晴らしいなあと。 
 
うーん、わが子が小さかったころにこんな企画があったなら、絶対応募するのになあ。いいなあ、今のお父さん・お母さんたち!
 
◆グンゼ BodyWild 「パパパンツキャンペーン」

http://www.bodywild.com/papapants/about/index.html
 


 

2010年06月07日

国際展示場前にレッドブル、現る!

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こんにちは。顧客視点アドバイザーの神原サリーです。
 
先週、リビングライフインテリア展の取材で2回もビッグサイトに行ってきた私ですが、帰りがけに国際展示場駅とビッグサイトとの中間地点で「レッドブル、翼をさずける。」で有名なレッドブルのキャンペーンカーに遭遇しました。
 
人目をひくキャンペーンカーには、2人のキャンペーンガールが乗っていて、レッドブルの形をした保冷バッグに入れたレッドブルの試供品とパンフレットを道行く人に配っています。これまで、このエナジードリンクの存在は知っていても飲んだことはなかったし、飲んでみようとも思わなかったのに、10センチヒールのパンプスを履いて、4時間近く歩きづくめだったのですから、「私に翼をさずけてほしい!」と思って、吸い寄せられるようにキャンペーンカーのところに行ってサンプルをもらってきてしまいました。
 
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カフェインがコーヒー1杯分も入り、アルギニンやビタミンB群が配合されているとのことですが、炭酸飲料で酸味もあるため飲みやすく、確かに元気が出たような…。
 
「RED BULL、翼をさずける。」というキャッチコピーはさすがだと納得した次第。
 
それにしても、こうしたドリンク類のサンプリングの場所として、ビッグサイトの近くを選ぶというのはすごいなあと思いました。10センチヒールは別としても、とにかくこうした展示会は配布される資料の量も多く、会場が広くて歩き疲れるものだし、はっきりいって会場を出てくるときには「疲労困憊」になりますもの。
 
ちなみに、キャンペーンガール嬢は、サンプリングの際に必ず、プルトップを開けてその場で飲むように促し、「カフェインが入っていますが大丈夫ですか?今までに飲んだことはありますか?」などの声を掛けることを徹底していました。疲れている今、飲んでみて実感してもらうことが重要なポイントだし、体質が合わない人もいるので、その点にも注意が必要だからでしょう。
 
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調べてみたら、缶ジュースではないのでけっこう高いのですね。ツイッターなどでもたまに夕方になると「冷えたレッドブル、飲みたい」などの発言を見かけますが、人気のほどはさていかに?
 
レッドブルを飲んでみたこと、ありますか?
 

2010年06月04日

象印の美しい炊飯器「ZUTTO」のしゃもじ立て、そのこだわりこそを伝えたい。

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こんにちは。顧客視点アドバイザーの神原サリーです。
 
冒頭の画像を見て、「あれ、今日どこかで見たな?」と思われた方は、私のことをよくご存じの方ですね! そうです、昨日訪れた「インテリアライフスタイル展」(国際展示場にて6/2〜6/4に開催)で見かけた、象印の炊飯器「ZUTTO」です。
 
デザインと機能との融合をテーマに、象印では5年前からこの美しいデザインの炊飯器を販売しています。そのあたりのことについては、別宅「Sallyの家電研究室」(http://kaden.k-sally.jp/article/38733522.html)のほうに書いたのでそちらを見ていただくことにして、ここではその裏話というか、私の本領ともいうべき「顧客視点」でこの炊飯器のことを少しお話したいと思います。
 
昨日の展示会で、象印さんのブースに行って、この炊飯器を見つけたとき、「そうだった、象印ってこんな素敵なデザインのものを作っていたのだった」と思い出し、うれしくなって写真も撮らせていただいたのでした。それが冒頭のものです。いろいろとお話をうかがって、最後にふと炊飯器の内釜のことが気になり、ふたを開けてみたんですね。
 
そうしたら、計量カップのほかに、なにやらグレーの物体がはいっていて、真ん中には切り込みのようなものがあります。
 
「これ、何に使うんですか?」と思わず聞いてしまいました。
 
「ああ、それですか、それはしゃもじ立てです」との返事。
 
この炊飯器はご覧のように天面がフラットでステンレスの質感にもこだわったデザインになっています。そのため、普通の炊飯器にあるようなしゃもじを立てておくようなフックを炊飯器につけたくなかったといいます。かといって、しゃもじの置き場に困ってはいけないと、そばに置くようなしゃもじ立てを同梱することにしたのだとのこと。
 
どんなふうに使うのか見たいという私のリクエストにこたえて、しゃもじを探して持ってきてくださったので撮影したのが、この写真です。
 
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こんなふうにしゃもじを横に立てかけておけるようになっています。
 
なるほど! デザイン性も損なわないし、しかもそばに置けておけるので利便性もいい。さすがです。
 
「へー、さすがですねぇ。いいですね。ここぜひ教えてあげたいポイントですよね」と言って、「ZUTTO」のカタログを見てみたのですが…
 
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これがCDサイズのパンフレットの表紙です。「ZUTTO」シリーズの3製品、炊飯器と電動ポット、コーヒーメーカーがキッチンカウンターに置かれている様子が写真になっています。目を凝らして見てみても、ここに例のしゃもじ立てはありません。でも、それはある意味当たり前かもしれません。表紙ですし、デザインイメージが大切ですもの。
 
それで、パラパラめくって炊飯器のページを見てみました。
 
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でもね、やっぱりしゃもじ立ては写っていません。せめて小さい字のテキスト部分には、しゃもじ立てへのこだわりや同梱されていることが掲載されているかと思ったのですが、それもありません。
 
「え?どうして?これって、買った人がふたを開けてみて初めて気づくということですか?」と私。
 
「うーん、そういうことになりますね。たいしたことじゃないと思ってましたしね。でも言われてみると展示するときもこうしてしゃもじを横に置いておけばいいんですよね」と担当者氏。
 
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デザインを損ねないように考えたしゃもじ立ての存在なんて、地味なものだし、しゃもじ立てが気に入ったからこの炊飯器を買う人はいないでしょう。でも、「こういうところも気を配ってこだわったんですよ」ということを知ったら、「何だかいいな」と思った人が「すごくいいな」に変わることはあると思うのです。
 
どんなにいいものでも、どんなにちょっとしたこだわりでも、それを教えてくれなければ顧客には伝わらないんですよね。それはとても残念なことだなと思います。
 
たかがしゃもじ立て、されどしゃもじ立て。
 
もし私が売場に立っていたら、訪れたお客様にこんなふうに言います。「この炊飯器、デザインが素敵でしょう?でも、さらに秘密があるんですよ。ほら、これです。炊飯器の横に付けておかないで、こんなふうに立てておけるようなしゃもじ立てがついているんです。ちょっといいと思いませんか?もちろん、炊飯機能だってIHですし、無洗米、玄米だっておいしく炊けます。内ブタの周りの部分もフラットになっているからお手入れも簡単です」
 
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ちょっと辛口の話になりましたが、ものづくりに感激したからこその顧客視点アドバイザーとしての提案でした。 「ZUTTO」のパンフレット、次のを作るときにはぜひ小さくでいいから説明を入れてくださいね…
 
 
 

2010年06月02日

グリーンコーラを飲んでみたら…

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こんにちは。顧客視点アドバイザーの神原サリーです。
 
ここのところ、食べ物・飲み物の話題が続いていますが、今日は5月25日に発売されたばかりの「GreenCola(グリーンコーラ)」のこと。新発売になったものは何でもチェックしてみないと気が済まないというわけではなく、心にビビッと来たものは逃さず手に取る…という精神の私。電車の中でグリーンコーラの広告を見て、「え?コーラ飲料をアサヒから?」ということがどうにも気になり、続いて「着色料・カフェイン・保存料ゼロ」「食物由来の原材料」あたりも気になって、さっそく購入してみたのでした。
 
微炭酸何て言う言葉もある中で、けっこうちゃんとした炭酸感があり、確かに後味に薬っぽい感じもなくて爽やか。甘さはかなりあると思うけれど、カフェインゼロだし、お風呂上りにこんなコーラが飲みたいときもあるなあと思いました。
 
大学生の次男も一口飲んでみて「あ、これ好き」とのこと。
 
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最近やたらとゼロばやりだけれど、カロリーゼロなのに甘さのある飲み物は何だか怖いイメージがあるんですyね。一方で『カフェインゼロ』の動きも気になるところ。カフェインには利尿作用があるので、、寝ている間に失われた水分を補給するためには、朝にカフェインレスのものを飲んだほうがいいという向きと、寝る前のリラックスタイムにはカフェインレスのものをと提唱する向きと2つあると先日の産経新聞に出ていましたっけ。
 
私はコーヒーでかなりのカフェインを摂取しているので、それ以外では控えたいという感じでしょうか。とても喉が渇いて、スカッとした炭酸飲料が飲みたいときや、お酒を飲み過ぎて、だけど水じゃないものが飲みたいときにもいいのかなあ、このグリーンコーラ。
 
たまに飲むコーラとしては、これ、好きだなというのが正直な感想です。ただ、「素材派コーラ」というのはわかりやすいようで漠然としているような。何がいいか、ちょっと考えてみようと思います。 

 

ちなみに、アサヒからコーラ系の飲料を発売するのは17年ぶりとのこと。大人の炭酸シリーズの第1弾がこれで、この後、第2弾の炭酸飲料も発売されるそうですよ。
 
 
 
 

2010年06月01日

サンフランシスコの“朝ごはん”のお店、mama'sのこと

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こんにちは。顧客視点アドバイザーの神原サリーです。
 
ちょっと間があいてしまいましたが、5月の中旬に訪れたカナダ〜アメリカのマーケティングレポートの第3弾をお届けします。サンフランシスコの聖ピーター&ポール教会のすぐそばにある「mama's」というお店は、8時の開店を前に行列ができるほどの人気店。近隣に住む人はもちろんのこと、US各地からサンフランシスコにやってきた旅行客まで多彩な人種の人たちが朝ごはんを食べにやってきます。
 
ちょっと離れて行列ぶりを見てみましょう。
 
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ほらね、こんなふうに坂の途中にずらりと並んでいます。このmama'sで出されるのは、フレンチトーストやオムレツ、パンケーキ、エッグベネディクトなど。お店の名前のとおり、アメリカのお母さんたちが昔から作ってきたメニューばかりです。
 
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こちらのパンケーキは3枚重ねでフレッシュなベリーがのっていて、$7.75。ふんわりとしていて、でも甘すぎなくて本当においしかった! 日本では朝ごはんをほとんど食べない私なのに、どんどん注ぎ足してくれるアメリカンコーヒーと一緒にぺロリと食べてしまいました。まあ、かなり早起きして、7時半前から並び、ようやくテーブルについたのが9時前だったということもあるんですけれどね。
 
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こちらは、マフィンにポーチドエッグをのせ、ちょっと酸味のあるオランディーヌソースをたっぷりかけたエッグベネディクト。ホウレンソウとマッシュルームを添えたもので、こちらは$9.95。
 
店内に入ってもテーブルにつけるまではまだ時間があって、先に数あるメニューの中からオーダーしてお金も払ってしまいます。みんな長居はしないので、そろそろ席があくころに、ちょうど自分たちのオーダーしたお料理が出来上がっているという仕組み。カウンター越しに大きな鉄板で、パンケーキやフレンチトースト、オムレツ、ベーコン、ポテトなどがジュージュー焼かれているのが見えて、思わずお腹が鳴ってしまいます。

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アメリカンコーヒーはこんなグリーンのマグカップにいれられて、どんどん注ぎ足してくれます。パンケーキにはメープルシロップのほか、ブルーベリー(と思われる)ジャムがどーんと添えられていました。
 


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3月に原宿にハワイで人気のパンケーキのお店、エグスンシングスがオープンして以来、やはり行列続きの人気店になっているようですが、エグスンシングスもハワイに1店あるだけで、それを日本にもオープンさせたくてタリーズコーヒージャパンを立ち上げた松田公太氏が日本展開に奔走したのですよね。
 
私はハワイ店・原宿店ともに、まだエグスンシングスには行っていないので味のほどはわかりませんが、mama'sのパンケーキなどを実際に食べて、お店のアットホームな雰囲気を体験してみると、松田氏の気持ちがよくわかる気がします。
 
まあ、とはいえ、その土地で食べるからこその良さもあると思うので、海外の人気店をそのまま日本に持ってきたら成功するかどうかは難しいところだとは思いますが。
 
ちなみにこのmama'sは朝8時にオープンで、ランチも営業していますが、15時には閉店。本当に朝ごはんのお店なんですよね。もしも機会がありましたらぜひ。早起きして行列するだけの価値はあると思いますよ。

 
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こちは、mama'sのすぐ近くにある聖ピーター&ポール教会。
 
 

2010年05月24日

マクドナルドのサービスの真髄、ここにあり。

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こんにちは。顧客視点アドバイザーの神原サリーです。
 
先週末は金曜日には名古屋でのマーケティング勉強会のゲスト⇒土曜日の朝に神戸駅に集合して、お手伝いをしている「公益社団法人こども環境フォーラム」の1泊2日のワークショップとあわただしくも充実した3日間を過ごしました。
 
深夜まで名古屋で懇親会に参加した後で、翌日は7時6分名古屋発の新幹線で神戸に向かうというハードスケジュールだったのですが、集合場所の神戸駅で10分ほど時間があったので、本当に久しぶりに『朝マック』することにしました。
 
エッグマフィンとコーヒーを注文し、大急ぎでマフィンをお腹に流し込んでいるうちに集合時間になってしまい、神戸駅から移動するバスの中で飲もうと、飲み残したコーヒーをレジまで持っていったのでした。
 
「すみません、飲み残したコーヒーを持ちかえりたいのですが、紙袋に入れていただけますか?」
 
すると、思いがけない返答がありました。
 
「コーヒーはお代わり自由ですので、新しくコーヒーをお足ししてお持ち帰りになりますか?」
 
びっくりした私が…
 
「でも、持ちかえる分ですし、このままでもいいですよ。もちろん足していただけたら嬉しいですけれど」というと
 
「では、カップに残っている分を捨てて、新しいコーヒーをお入れしますね」
 
と、カウンターにいた女の子。
 
結局、カップこそ私が使っていたものだったけれど、淹れたてのコーヒーをフルに入れ替えて、ふたをして紙袋に入れて渡してくれたのでした。
 
「どうぞ、気を付けてお持ち帰りください。行ってらっしゃいませ。」
 
久しぶりのマクドナルドのカウンターにて笑顔で送り出された私が感激に胸がいっぱいだったのは言うまでもありません。スタバだけじゃない、マックも素晴らしい!
 
というわけで、温かな心配りに感動して、1泊2日のワークショップの場へと、向った私です(上の写真は、移動のバス内でカップホルダーに入れたコーヒーカップ)。やっぱり、名の知られているお店はたとえファストフードであったとしても、サービスの精神が行きとどいているなと思いました。
 
忙しい朝に、元気を与えてくれるお店、素敵です。マクドナルド神戸駅店のスタッフに拍手!しっかり教育をしている店長さんに感謝!
 
 

2010年05月19日

カナダのドーナツチェーン「TimHortons(ティムホートンズ)」のこと。

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こんにちは。顧客視点アドバイザーの神原サリーです。
 
サンフランシスコのスーパーで見かけたクリスピークリームの話(http://kamihara-sally.sblo.jp/article/38257265.html)のついでに、カナダのドーナツチェーン「TimHortons(ティムホートーンズ)」のことを少し。

 
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カナダといっても今回はトロント周辺が主でしたが、有名な路面電車が頻繁に走っていて、時には3台がくっついていることも! で、空港にもホテルの隣にも、ちょっと散歩をする途中にも、やたらと目に着いたのが「ティムホートンズ」の看板でした。朝食を食べようと立ち寄ったのですが、ドーナツチェーンとはいえ、サンドイッチ類も豊富に置いてあるファーストフードショップで、ご覧の通り、具がたくさん入っていてなかなか美味。
 
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ドーナツも食べてみましたが、かなりしっかりした甘さ! でもメープルクリームなどカナダらしい味で、珈琲をごくごく飲みながら食べるにはぴったり。クリスピークリームとは違う美味しさがありました。
 
でも、このお店の一押しの飲み物は紅茶じゃないかとひそかに思っています。私は珈琲だったけれど、同行していた家人に「これ、おいしいよ」とすすめられて一口飲んでみてびっくり。濃いめなのに苦くなく、香りのよい紅茶です。ティーバッグでなく、ディスペンサーでカップに入れてくれたのですが、どんな淹れ方をしているのでしょうね。
 
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カウンターには児童基金への募金箱が設置してあって、子どもたちへの支援活動にも熱心なことがうかがわれました。あの紅茶のおいしさといい、日本にも進出してもよさそうだと思うのにどうしてないのかなあとちょっと不思議です。
 
 

2010年05月18日

サンフランシスコのクリスピークリームドーナツはスーパーに売っている!

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こんにちは。顧客視点アドバイザーの神原サリーです。
 
先週12日の朝に日本を発ち、シカゴ経由でトロントへ、続いてサンフランシスコに飛んで昨日帰ってきました。そこでおもしろいものを見かけたのでちょっとご紹介しましょう(アメリカに何度も訪れている方にとっては、当たり前の風景かもしれませんが)。
 
サンフランシスコで「CALA FOODS」という24時間営業のスーパーマーケットに立ち寄って、売り場の様子などをいろいろと見学してきたのですが…

 
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カット野菜が豊富に並んでいて、しかも1パックごとの量が多いです。種類の異なるベビーリーフのパックもたくさんあって、手軽で栄養豊富なベビーリーフ人気は日本だけのものではないのだなあと思いました。
 

でね、くまなく歩き回って(写真も撮って)ちょっと買い物をしてレジのほうまでいってみるとレジ近くに、ドーナツがズラリと並んだ縦型のショーケースがあり、よく見てみると何だか見覚えのあるロゴが!
 
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あれ? 「Krispy Kreme」? あのクリスピークリームドーナツじゃないですか。
 
日本ではいまだに新店のオープン直後には何時間もの行列ができるというのに、こんなふうに何気ない顔をしてドーナツが並んでいるなんてちょっとびっくり。で、ちょっと調べてみると、創業は1937年! アメリカでも店内で焼き立てを提供しているお店もあるけれど、こんなふうにスーパーの一画にセルフサービスで気軽に買えるようにおいてあるのが普通なのですね。
 
坂を下って、ピア39と呼ばれる海沿いのフィッシャーマンズワーフ(ショッピングセンター)にも行きましたが、ここにもKrispy Kremeのお店があって、ここではドーナツは自分でショーケースからとって紙に包み、レジでお金を払う仕組みになっていました。
 
ドーナツの製造工程を見学できるようにして、「出来立て」をウリにする…というのは、日本にオープンするにあたっての1つの仕掛けというわけで、それが大当たりしたということでしょうか?
 
ちなみに、サンフランシスコのクリスピークリームもどんどん売れて回転が速いせいか、とてもやわらかくて美味。甘いのが苦手な私のはずなのに、「うーん、おいしい♪」と写真を撮るのも忘れてぺロリと食べてしまったのでした。これまで事務所のそばの有楽町イトシアの地下の「クリスピークリームドーナツ」をいつも素通りしていたけれど、ちょっと並んで買おうかなと思ったりしています。
 
 
 
 

2010年04月21日

マルエツの「ワインソムリエ」

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こんにちは。顧客視点アドバイザーの神原サリーです。
 
最近は、ICタグとICカード読み取り機、タッチパネル式ディスプレーを活用した販促が多くなっていますね。わが家の近くにあるマルエツには、ワイン売場に「ワインソムリエ」と書かれた液晶ディスプレーが設置してあり、おすすめワインのランキングやレシピなどが見られるようになっています。
 
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正面から見るとこんなふう。タッチするだけで知りたい情報が提供される仕組みになっていて、ワイン初心者でもワイン選びが楽しくなるような仕掛けです。
 
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さらにICタグの取りつけられたカードを読み取り機にかざすと、その情報が印刷されて出てくる仕組みになっているようなのですが…
 
実は残念ながら、何回チャレンジしても、反応しなくていまだ印刷されたものをゲットできず。どんなものなのか興味があるのにどうしてでしょうね?
 
以前、この試みについて日経MJの「eリテール特集」に紹介されていて、本当は「欲しいワインの値札近くに付けられたICカードを読み取り機にかざすと、画面上にそのワインの生産地の紹介やそれに合うレシピが表示される」とあったのですが、わが家の近くのマルエツでは、そこまでの対応はしていないようです。
 
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それともう一つ。私が訪れた時間帯が悪かったのかもしれませんが、何度訪れても、この機械(?)に触れている人を見かけたことがなくて、「ただ、ここにあります」という感じ。
 
どんなに最新の販促用のディスプレーなどを採用したとしても、定期的お店のスタッフが巡回して「こんなふうに使うんですよ」などとアドバイスするなどの、“人の力”は大切なのではと思うのですがいかがでしょうか。
 
お店のスタッフに声を掛けられることを疎ましいと思うかどうかは、その声掛けの仕方次第でしょうし、せっかく機械を導入したのにマンパワーが必要では意味がない・・・と思ってしまうとしたら、やはりそれは少し違うのではないかなあと。
 
「ワインソムリエ」、今後どのように活用されていくのか見守っていきたいなあと思いました。
 
 
 

2010年04月19日

東芝のルームエアコン事業の移管について思うこと

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こんにちは。顧客視点アドバイザーの神原サリーです。
 
先週、金曜日に東芝ホームアプライアンス社からこんなリリースが届きました。「東芝家庭電器グループにおける家庭用ルームエアコン事業の移管について」。
 
一部を抜粋してご紹介すると・・・
 

東芝キヤリア株式会社(東京都港区/取締役社長 井上 章、以下東芝キヤリア)と東芝ホームアプ
ライアンス株式会社(東京都千代田区/取締役社長 山下 文男、以下東芝ホームアプライアンス)は、東芝グループの家庭電器事業における競争力強化を目指し、5月1日を目処に東芝キヤリアが所管する家庭用ルームエアコン事業を東芝ホームアプライアンスに移管します。

 
現在、東芝グループの家庭電器事業では、東芝キヤリアが業務用・家庭用のエアコン事業を、東芝ホームアプライアンスが冷蔵庫、洗濯機等の生活家電を所管しています。今回の事業移管は、東芝ホームアプライアンスにおける「環境調和型商品の開発力」「生活家電商品を横断する総合提案力」の強化と、東芝キヤリアにおける「業務用空調事業への特化による競争力」の強化を目的としています。
 これまで冷蔵庫や洗濯機、調理家電などの生活家電を受け持っていた「東芝ホームアプライアンス」に、家庭用ルームエアコン(「大清快」など)の事業が5月1日から移管するということです。消費者にしてみれば「それがどうした?」というふうに思われるかもしれませんが、これって結構重要なことで、もっと早くにそうしてもよかったのに…というのが私の正直な感想です。
 
東芝の生活家電群は、数年前から「ecoスタイル」をコンセプトに、“便利に快適に使うだけで、いつのまにかエコな生活”ということをうたっています。省エネなどを意識しないでも、ちゃんとエコになっている・・・というわけで、家庭の中で消費電力の大きい冷蔵庫をはじめとして、ヒートポンプのドラム式洗濯乾燥機や炊飯器、オーブンなど、どれもが「ecoスタイル」なのに、エアコンは「東芝キャリア」の製品なので「ecoスタイル」の商品群には入っていないし、WEBサイトも別の物になっていてなんとなく違和感があります。
 
今後は、製造そのものは東芝キャリアで行うけれど、企画・開発・販売については東芝ホームアプライアンスが行うということでリリースなどの配信や取材窓口も一本化されるというのは、とても理にかなっているように思います。
 
今や、エアコンも立派な生活家電の1つ。「エコナビ」の訴求力の巧みさで、生活家電に加えてトイレまわりやエコキュートなど住設関連商品までも巻き込んで1つのくくりとして「快適性とエコ」をアピールしているパナソニックに先を越された感が否めないけれど、素晴らしい家電をたくさん持っている東芝さんにがんばってほしいなと思います。
 
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2010年04月16日

「ヒゲ用脱毛器」がシェーバー売場でなく、女性用脱毛器コーナーにあるなんて!

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こんにちは。顧客視点アドバイザー&家電コンシェルジュの神原サリーです。
 
昨日、日経トレンディネットに美容・健康機器メーカーが4月1日に発売したばかりの男性用脱毛器(ヒゲ用脱毛器)についての執筆記事がアップされました。Sallyの家電研究室のほうでもお知らせしましたし、すでに読んで下さった方も多いかと思います。
 
この「ノーノーフォーメン」という製品は、2月上旬にヤーマン本社で開かれた新製品発表会の直後に私がツイッターで「ヒゲ剃りで困っている方、こんな脱毛器が出ますよ。しかも痛くないそうです」とつぶやいたところ、「すぐに欲しい」「詳細を知りたい」「ヒゲが濃いことで悩んでいる夫に使わせたい」など、反響があり、これはぜひ家族に使ってもらってレビュー記事を書きたいなと思ったのでした。
 
トレンディネットの読者層が30〜40代のビジネスマンが中心ということもあり、人気記事ランキングを見てみても、かなり注目度が高いことがわかります。
 
ところが…
 
昨日、ツイッターでよく会話をしている男性が「かなり気になるので帰りにアキヨド(ヨドバシカメラAkiba)によって見てきます!」とのこと。それからまもなく、ツイッターで「男性用ひげ剃りコーナーじゃなくて、女性用脱毛器の売り場で展示しているのは間違いだと思いました。恥ずかしくてチラ見するのが精一杯」とのつぶやきが。
 
今回の記事のタイトルも「ヒゲを“脱毛”!?シェーバー市場の乗り込んだ『男性用脱毛器』の実力は?」というものだというのに、そもそもお店のほうで「シェーバー市場に乗り込んだ」と理解してくれておらず、「脱毛器だから、女性用の理美容コーナーと一緒に」という発想で展示しているというのは残念だなあと思わずにいられません。
 
まだ、他の家電量販店の様子については、確認できていないので何とも言えませんが、商品の特性を理解して、「買いたい人が探せる売り場」にしてほしいと思います。それに、シェーバー売り場に「ヒゲ用脱毛器」が置いてあったら、この「ノーノーフォーメン」のことを知らない人でも、「お?ヒゲを脱毛?」と気にして手にとってみるかもしれません。
 
これからしばらく、この商品がどこでどんなふうに売られているのかを見て回りたいと思います。
 

◆日経トレンディネット
ヒゲを“脱毛”!?シェーバー市場の乗り込んだ『男性用脱毛器』の実力は?

http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20100413/1031489/
 
 

2010年04月13日

お願いでなく提案を―「プレスリリースはラブレター」から学んだこと。

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プレスリリースはラブレター―テレビを完全攻略する戦略的PR術
 
こんにちは。顧客視点アドバイザーの神原サリーです。

 
今日は、読み終えたばかりの本の紹介です。放送作家のほかPRコンサルタントとしても活躍されている野呂エイシロウさんの「プレスリリースはラブレター」、タイトルからも推察されるように、リリースというのは読み手はただ一人なのだから、広く世間に向けて発信するのでなく、ラブレターを書くように、個人に向けて思いを込めて書きましょう…というのが主題の本です。
 
野呂さんが放送作家ということもあり、この本では主に、新製品やサービスが「テレビ」で取り上げてもらえるようなアドバイスがなされていますが、それが雑誌や新聞などの紙媒体であったとしても、基本の考え方は同じこと。通り一遍の内容や書き方でなく、メディア側の担当者の心を射止められるようなリリースを送るという点では共通していると思います。
 
では、そんなラブレターのような印象に残る(採用される、取材をしてみたくなる)リリースとはどんなものなのでしょう?
 
野呂さんは
 
  • この製品を使うと、こんな楽しい生活が送れます。
  • この画期的なサービスは世の中を根底から変えます。
 
と提案することなのだといいます。つまり、プレスリリースは「掲載してもらう」ためのお願い状ではないのだと。
 
このあたり、私が常々、売場づくりやPOPやパンフレットについて「スペックばかりでなく、こんな使い方ができます。こんなところが便利なんです。こんなことで困っている人に役立ちます」と、使うシーンが浮かぶようなもの、提案のあるもの…と述べていることともつながるなあと思いました。
 
私は家電業界・繊維業界その他さまざまな業界からリリースをもらう立場でもあり、PRのお手伝いをしている企業側ではリリースを作成する立場でもあり、最近は活動のお手伝いをしている公益社団法人こども環境フォーラムでもリリースの配信をしたりしています。つまり双方の立場にいるので、それぞれの側面が見えて、いいところを生かし、こうだったらいいのになを改善しながら仕事がしやすいのですが、特に中小企業ともなれば“広報”という肩書きを持った人すらいない場合だってあるのですから、「プレスリリースはラブレター」のような本はとても役に立つのではないかと思います。
 
プレスリリースは広告ではなくてPR。宣伝とPRの違いがともするとごちゃごちゃになってしまっている人もいるようですが、宣伝はお金を使って広告枠を使って行うこと。野呂さんも「PRは莫大なお金を使うことなく、時代の風をとらえながら、情報を周知していく方法」だと述べています。
 
この本には、「広報担当者が毎日しなければならない15の作業」なども載っていて、とても参考になります。大企業の広報担当者にしてみれば当たり前のことも、いざこうしてあらためて読んでみると、「そうだなあ」と気付かされることがいっぱいです。
 
「テレビや雑誌に取り上げてもらうなんて無理」だと思っていたり、「プレスリリースなんていうのは、配信会社にすべて任せておけばいい」と思っていたりする人がいたら、ぜひ一読をおすすめします。
 
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最後にふと思ったのですが、私のような個人ベースに近い起業をしている人間にとっても、この本が示してくれたブランディングであったり、広報=PR戦略であったりということは、実は役に立つのだなあと。野呂さんとはツイッターを通じて知り合ったのですが、「家電がらみの企画があったらぜひお願いしますね〜。ネタ、いろいろありますよ!」とラブレターを送ってみようかなと思っているところです(笑)。