こんにちは。顧客視点アドバイザーの神原サリーです。
先週12日の朝に日本を発ち、シカゴ経由でトロントへ、続いてサンフランシスコに飛んで昨日帰ってきました。そこでおもしろいものを見かけたのでちょっとご紹介しましょう(アメリカに何度も訪れている方にとっては、当たり前の風景かもしれませんが)。
サンフランシスコで「CALA FOODS」という24時間営業のスーパーマーケットに立ち寄って、売り場の様子などをいろいろと見学してきたのですが…
カット野菜が豊富に並んでいて、しかも1パックごとの量が多いです。種類の異なるベビーリーフのパックもたくさんあって、手軽で栄養豊富なベビーリーフ人気は日本だけのものではないのだなあと思いました。
でね、くまなく歩き回って(写真も撮って)ちょっと買い物をしてレジのほうまでいってみるとレジ近くに、ドーナツがズラリと並んだ縦型のショーケースがあり、よく見てみると何だか見覚えのあるロゴが!
あれ? 「Krispy Kreme」? あのクリスピークリームドーナツじゃないですか。
日本ではいまだに新店のオープン直後には何時間もの行列ができるというのに、こんなふうに何気ない顔をしてドーナツが並んでいるなんてちょっとびっくり。で、ちょっと調べてみると、創業は1937年! アメリカでも店内で焼き立てを提供しているお店もあるけれど、こんなふうにスーパーの一画にセルフサービスで気軽に買えるようにおいてあるのが普通なのですね。
坂を下って、ピア39と呼ばれる海沿いのフィッシャーマンズワーフ(ショッピングセンター)にも行きましたが、ここにもKrispy Kremeのお店があって、ここではドーナツは自分でショーケースからとって紙に包み、レジでお金を払う仕組みになっていました。
ドーナツの製造工程を見学できるようにして、「出来立て」をウリにする…というのは、日本にオープンするにあたっての1つの仕掛けというわけで、それが大当たりしたということでしょうか?
ちなみに、サンフランシスコのクリスピークリームもどんどん売れて回転が速いせいか、とてもやわらかくて美味。甘いのが苦手な私のはずなのに、「うーん、おいしい♪」と写真を撮るのも忘れてぺロリと食べてしまったのでした。これまで事務所のそばの有楽町イトシアの地下の「クリスピークリームドーナツ」をいつも素通りしていたけれど、ちょっと並んで買おうかなと思ったりしています。